AT&TプリペイドGoPhone SIMでLTE電波を掴むことの検証。


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2013年5月24日よりAT&TプリペイドGoPhone契約で、LTEが接続可能になりなした。
AT&TプリペイドGoPhoneが、iPhone公式対応/LTE対応に。 – 2013年5月24日
GoPhoneでLTE電波を掴む方法 – 2013年5月25
GoPhoneでLTE電波を掴む方法、続報 – 2013年5月26日

GoPhone SIMでLTEがアクセスできるようになった初日のあちこちのネット情報をまとめたPrepaidPhoneNews.comの記事
Confirmed: AT&T GoPhone Gets LTE Data, Visual Voicemail and Official iPhone Support
の後半の追記部分によれば、
■1 2013年6月21日から、既存のGoPhoneユーザーが(何もしなくとも)自動的にLTEをアクセスできるようになる。(ただし、GoPhoneの既存のAPN設定を削除する必要がある。)
■2 それまでにLTEをアクセスしたい既存GoPhoneユーザーは、カスタマーサービス(携帯からは611番)に電話して、使用携帯のIMEI番号と、SIM(ICCID)番号をカスタマーサービスに伝えてリクエストすれば、アカウント設定を変更してもらえて、LTEが使用できるようになる。(その際に、GoPhoneの既存のAPN設定を削除する必要がある。)
■3 2013年5月24日以降に新しいAT&TのSIMをLTE対応スマホ/iPhone 5のIMEI番号でアクティベートして、新規にGoPhone加入した場合には、自動的にLTEアクセスができるようになる。
ということだったので、■3を試してみることにしました。

その結果、
(1)以前はGoPhoneプリペイド契約ではiPhoneのIMEI番号をアクチ画面で入力してはSIMがアクティベートできませんでしたが、今回は問題無く、筆者のAT&T版iPhone 5 (A1428)のIMEI番号でSIMがアクティベートできました。
 
 

(2)iPhone 5ではAPNは何も設定せずに、デフォルトのままで(つまり、AT&Tのキャリアプロファイルに含まれているAPNのままで)、データ通信ができました。APNChangerは、不要です!

 

(3)LTEに接続できました。自宅ではせいぜい7-15Mbps程度のLTEダウンロード速度しか出ないので、基地局に近いところに行って測定してみたら、なんと36Mbpsという記録になりました!
 
 

ただ問題は・・・
検証のためだったので、最低金額での投資でこの検証を行おうと思い、月の基本料金$25と、データオプションも最低の50MB/$5のプラン、の合計$30(プラス、わずかの連邦通信税)で検証しました。
そしたら、ブラウザーでホームページを2、3ヵ所アクセスし、SpeedTestを2回ぐらいやったら、50MBはすぐに使い果たしてしまい、それ以降(再トップアップしないと)データ通信ができないというハメに・・・

 

まあ、速度の速いLTEに繋がれば、1GB($25)なんて、すぐに達してしまいますね。特に、喜んでSpeedTestで遊ばないように、せっかく払ったお金はもっと必要なデータ通信に有効に使いましょう!

LTEになってデータ通信が速くなると、
● $25/30日で通話が250分まで。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
● $50/30日で通話し放題。データ通信はオプション追加で
 - 最大30日、50MBまで$5
 - 最大30日、200MBまで$15
 - 最大30日、1GBまで$25
よりも、
● $65/30日で通話し放題。データ通信は1GBまで無料。データ通信追加オプションは、
 - 最大30日、1GBまで$10 (2013年6月から)
のほうが安く感じるかもしれませんね。

▲ 1GB使用の場合:
月$25プラン・・・通話基本料金$25 + データ通信1GBオプション$25 = $50
月$65プラン・・・通話基本料金$65(データ通信1GB無料)= $65

▲ 2GB使用の場合:
月$25プラン・・・通話基本料金$25 + データ通信1GBオプション$25 x 2 = $75
月$65プラン・・・通話基本料金$65(データ通信1GB無料)+ データ通信1GBオプション$10 = $75

▲ 3GB使用の場合:
月$25プラン・・・通話基本料金$25 + データ通信1GBオプション$25 x 3 = $100
月$65プラン・・・通話基本料金$65(データ通信1GB無料)+ データ通信1GBオプション$10 x 2 = $85
となり、2GB以上使用するなら、2013年6月(正式開始日は未発表)からは月$65プランのほうが安くなります。



――<●>――
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「AT&TプリペイドGoPhone SIMでLTE電波を掴むことの検証。」への4件のフィードバック

  1. いつも良い記事ありがとうございます。
    当方出張でサンノゼに来てます。
    昨年からgophoneの25USDプランを維持してます。
    記事にあった611に電話して、LTEを有効にして貰いました。
    ただA1429 GSM HKもでるなので相変わらず4Gのままです。
    ただ、APNはLTEのものでいけたのですが、
    キャリアプロファイルは自動で入らなかったのでunlockitのATT LTEのものを入れてます。
    電話口で丁寧に対応して頂けました。当方ほぼ喋れないですが、大丈夫でした。
    ラッキーなことに、一度25USDの1G dataplanを無効にされましたが、25USDをリチャージしてくれて自分で再度25USD分有効にしました。

    管理人 返信:

    ご報告ありがとうございます。

    え?香港モデル(もしかして、Verizon/Sprintモデルにも?)には、AT&Tキャリアプロファイルが入っていないのですか?

    AT&TのSIMを入れたまま、「設定⇒一般⇒情報」でも、AT&Tのキャリアプロファイルは追加されませんか?

    iPhoneは出荷時には販売モデルや地域によってインストールされていないキャリアプロファイルもありますが、そんなモデルでも、(過去のSprint用iPhone 4Sの経験から)インストされていないキャリアのSIMを挿入して、そのSIMが認識されて(つまり、iPhoneがSIMフリーで)、そのキャリアが公式キャリアのものであれば、「設定⇒一般⇒情報」をタップすると、そのキャリアのプロファイルが追加されると思ったのですが・・・

  2. キャリアはAT&T 14.0と当初から表示されてましたが、電話後に
    APNの設定などはSIMを挿入もしくは、電源OFF ONでも自動では設定されてないので
    unlockitなどで、APNのカスタムプロファイルをインストールする必要がありました。

    管理人 返信:

    やはり、AT&T 14.0は最初から入っていたのですね。

    そうすると、「設定⇒一般⇒リセット⇒ネットワーク設定のリセット」をやってもダメかな。

    いや、今、unlockit.co.nzでうまく行っているのだから、わざわざリスクを掛けて今更やる必要は無いのですが・・・単に好奇心なだけで。

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