カラー液晶でタッチスクリーンのAT&T Liberate(Novatel MiFi2)、LTE対応ポケットWiFiを入手しました。


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まだSIMロックが解除できないので、AT&T以外ではなかなか入手できないカラー液晶のポケットWiFi、AT&T Liberate(Novatel MiFi2)を、2週間半ぐらい前の5月初めにに入手しました。
eBayで、一ヶ月だけ事務所で使った人のお下がりです。したがって、箱がありませんでした。マニアとしては箱が無いのは寂しいです。でも、値段は格安でした。

まあ、画面が液晶で、かつ、タッチスクリーンで・・・って以外には、機能的にはAT&T Elevate 4G (Sierra AirCard754S)と何も変わったところが無いんですがね。

 

周波数対応:
• 4G LTE: AWS, 700 MHz
• HSPA+/HSPA/UMTS: 850/1900/2100 MHz
(カナダ版などのAT&T以外版では、DC-HSDPAにも対応。)
• EDGE/GPRS: 850/900/1800/1900 MHz
バッテリー連続使用時間:11時間
バッテリー・スタンバイ時間:53時間
同時接続端末数:10台まで

入手してすぐにやったのは、AT&TのLiberateにT-MobileのSIMを挿入し、どうなるかを見ること。
当然ながら、「Invalid SIM」の表示が。

 

SIMロック解除は、「SIMロック解除コード」を管理画面から入力する形式で、メニューから「About ⇒  Customer Care ⇒ (画面右下の)Advanced」をタップして、コードを入力して、「Submit」ボタンをタップします。

 

早速、事前に調べておいたSIMロック解除業者に$18.90払って、IMEI番号を教えて、SIMロック解除を申請しました。
ところが、翌日、「SIMロック解除コードが見つからない」というEメールが来て、全額返金になりました。

理由は、このデバイスのオリジナル購入者が購入したのが今年2013年2~3月頃で、著作権法(DMCA法)により、2013年1月26日以降購入の通信端末は、キャリアに申請してSIMロック解除してもらわないといけないためか、本当にモデルが新しく、SIMロック解除コードが見つからないか、のどちらかです。
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
(アメリカでキャリアの許可無くSIMロック解除できなくなるのは、アメリカで今日(2013年1月26日)から購入する携帯だけです。 – 2013年1月27日

前者の可能性があるので、落ち着いたら、AT&TにSIMロック解除申請をしてみようと思っています。

さて、AT&T Liberate(Novatel MiFi2)には、AT&Tデータ通信用のAPN(broadband)がデフォルト設定されているので、アクチされたデータ通信SIMを挿入すれば、あとは電源を入れれば、ネットへの接続が可能です。

SIMの挿入には、電池カバーを外して、電池を外して行わなければならず、筆者のようにいろいろなSIMを試す人には、面倒です。
でも、普通の人は、一枚のSIMでずっと使っていますから、そんなにSIMを入れ替えすることは無いですね。
SIMのサイズは、マイクロSIMを使用しています。

 

W-CDMA/HSPA+接続の場合には、電波表示部分が「4G」と表示され、

 

LTE接続している場合には、4Gの右下に小さく「LTE」の文字が表示されます。

 

デバイスのSSIDとWiFiパスワードは、メニューから「Connection Details」をタップし、

 

次の画面の上のほうに書かれています。

 

管理画面への管理者パスワード(デフォルト=attadmin)は、その画面の下のほうにスクロールすれば、見つかります。

 

管理者画面へ接続するには、端末からAT&T LiberateのWiFiへ接続したあと、ブラウザーで「192.168.1.1」へアクセスします。最初の画面の右上に「Login」ボタンがあり、管理者パスワードを入力して、管理者画面へアクセスします。

 

通常は不要だと思いますが、AT&T データ通信契約専用SIM以外のSIMを挿入する場合には、「Settings ⇒ Mobile Settings ⇒ APN」をタップし、「Active APN Profile」のリストをタップ。

 

「Custom」をタップして、

 

APN値やユーザー名/パスワードを入力し、「Save Changes」をタップします。APNプロファイルには名前を付けられないので、AT&Tデータ通信用(APN:broadband)の「AT&T Default」と、「Custom」の2つしかプロファイルは保存されませんね。複数のSIMを使い分けるには、毎回「Custom」APNプロファイルを変更しないといけないことになります。

 

ちなみに、AT&T GoPhone SIMでアクセスしてみると、

 

ちゃんとデータ通信接続できましたから、AT&TのプリペイドSIMのGoPhoneをはじめ、AT&T回線を使用したMVNOのSIMは、SIMロックされていても使えます。

 

LTEもアクセスできるデータ通信SIMなら、接続速度が速いです。

 

まあ、液晶がカラーで、かつ、タッチスクリーンなだけで、それ以外には特徴が無いのですが・・・
それに、バッテリーが円筒形で、バッテリー格納庫が本体から突き出ていますから、ポケットに入れると場所を取る「ポケット」WiFiです。

 



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