Qantas航空がシドニー⇔ホノルル線で機内エンターテインメント用に、乗客全員にiPadを配布


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Qantas航空は一部の航路で2011年からiPadを使用した機内エンターテインメント(映画、音楽、など)の提供を試験運用していました。

このたび(2013年3月)、Qantasはシドニーとホノルルを結ぶ路線で、ボーイング767型16機の全乗客に対してiPadを配布し、200時間分の映画・TV番組・音楽の機内視聴のために利用してもらいます。これらのコンテンツは、機内WiFiを通してiPadに、Qantas独自のQ Streamingテクノロジーを使ってストリーミングで配信されます。
近い将来、雑誌、ゲーム、旅行・ビジネス旅行者向けアプリなどもインストールされるそうです。
Qantas expands in-flight iPad program for passengers – 2013年3月12日
Travel Stories Qantas offers passengers their own iPad – 2013年3月12日

ボーイング767は通常375席のシートがありますが、Qantas航空のiPadはエコノミー客を含む全ての顧客に無料提供されます。
1台約1.5ポンド(約680グラム)のiPadを全乗客に配布しても、座席に組み込む映画や音楽などの機内娯楽システムの全重量よりもかなり軽量化を達成でき、長期的に燃費を減らすなどの経費節約になると、Qantasは計算しているようです。
Qantas to hand out free iPads to all passengers on Boeing 767s, save fuel and our sanity (video) – 2012年7月20日

オーストラリアやアジアではLCCの競争が激しく、iPad導入によりQantasは他との差別化を図り、旅行者へのサービスの目玉にしたい模様です。

なお、オーストラリアではJetstar(QantasのLCC部門)がビジネスクラス以上の乗客にiPadを、Virginもビジネスクラス以上の乗客にGalaxy Tabを機内娯楽プログラム視聴のために配布しています。

アメリカでの航空会社ではアメリカン航空が、パイロットはフライト・マニュアル閲覧にiPadを、機内乗務員はSamsungのアンドロイド・タブレットを、プレミアムクラスの乗客は同じくSamsung Galaxy Tab 10.1を特定路線(例:JFK⇔LAX路線や、ヨーロッパ/南米国際線のボーイング767-300型機内)を配布しています。











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