Verizon iPhone 4は日本で国際ローミング出来るか?


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追記(2011年5月23日):
アメリカの携帯/iPadを日本でローミングする場合の料金:4社比較
も参照してください。


2011年2月10日にVerizonがiPhone 4を発売し、そろそろ「Verizon iPhone 4は、日本で国際ローミング出来るか?」という心配をしている方々が出始めているるようです。

私自身はVerizonと契約したことは無いので、自分でやってみたことは無いのではっきりしたことはわからないのですが、同じCDMA2000通信方式を使っているSprintのスマートフォン(アンドロイド携帯)は持っていて、日本で使ったことはありますので、その経験と、Verizonのホームページからの情報をここでまとめます。
もちろん、それ以外にAT&TのiPhone 4も持っていますが・・・

注意:ヨーロッパにはVerizon社と同じCDMA2000通信方式を使っているキャリアがありません。したがって、CDMA2000オンリーのVerizon版iPhone 4では、ヨーロッパでは全くローミングできません。(電波が入りません。)ご注意ください。
Verizon契約でヨーロッパでもローミングしたければ、Verizon用のCDMA2000 + W-CDMA/GSM両方の通信方式に対応するBlackberry、Droid Pro、Droid Internationalなどのデュアルモード携帯を使い、かつ、国際ローミング用にSIM(パートナーのVodafoneのSIM)を貰わないとダメです。
CDMA2000通信方式は、世界でも約40カ国でしか使われていません。ヨーロッパ以外にも、Verizon版iPhone 4が全く使えない国は、数多くあります。渡航前に、渡航先で使えるかどうか確認しておくことです。
日本はauのみがCDMA2000通信方式を使っていますので、日本でのVerizon版iPhone 4でのローミングは、auの電波のみを使ったローミングになります。

追記:Verizon版iPhone 4Sは、ヨーロッパなどCDMA2000通信方式のキャリアの無い国でも使えます。
 
 

■日本へ行く前に、自分のアカウントが国際ローミングできるようになっていることを確認すること。

普通、CDMAのキャリア(SprintやVerizon)は、アカウントを開設するときに、デフォルトでは国際電話が出来なく、国際ローミングが出来ないアカウント設定になっている場合があります。

もし自分のアカウントが「国際電話も、国際ローミングも、出来ない」設定になっていると、日本へ行っても「No SignalまたはNo Service(圏外)」と表示されます。

したがって、日本(米国外)へ行く前に、必ずカスタマーサービスに連絡し、「国際ローミング(International Roaming)可能」な設定に変更してもらってください。
カスタマーサービスは、「*611」に電話するか、「800-922-0204」です。

 
 
■まず、通話とテキストは、間違いなく日本で使用できます。


電波はKDDI by AUの電波(800MHzのみ)をローミング使用して、通話料金は発信も着信も1分当たり$1.99になります。

日本での電話の仕方は、同じKDDI by AUの電波をローミング使用しているSprintの場合と同じであれば、

日本国内で、VerizonのiPhoneから、日本の電話番号に電話する場合:
 ⇒そのまま日本の電話番号をダイアルします。
  (例:090-xxxx-xxxx、080-xxxx-xxxx、03-xxxx-xxxx)

日本国内で、VerizonのiPhoneから、米国の電話番号に電話する場合:
 ⇒方法1.アメリカの電話番号の前に「+1」を付けます。「+」は「0」を2秒以上長押しします。
  (例:+1-212-xxx-xxxx)
 ⇒方法2.アメリカの電話番号の前に「010-1」を付けます。
  (例:010-1-212-xxx-xxxx)
 以前は、
 「国際電話会社コード」-「010」-「相手の国番号」-「相手の電話番号(電話番号の最初に「0」は付いている時は、その「0」は除く)」
 つまり、アメリカへは
 001-010-1-xxx-xxx-xxxx  (「001」は、国際電話にKDDIを使う意味。)
 でしたが、AUの電波でKDDIを国際電話会社として使う場合は、最初の「001」は不要になったので、
 010-1-xxx-xxx-xxxx
 で良いはずです。しかし、010-1-xxx-xxx-xxxxでアメリカに掛からない場合は、001-010-1-xxx-xxx-xxxxを試してください。

なお、日本国内への電話であっても、アメリカへの国際電話であっても、通話料金(1分当たり$1.99)は同じです。

SMSテキストも、日本で使えるはずです。(Sprintでは使えました。)
テキスト1通送信あたり$0.50、1通受信あたり$0.05。
ただし、International Roaming Text Messagingに加入しなければならない可能性があります。
事前にVerizonのカスタマーサービスへ確認して下さい。

 
 
■日本でデータ(パケット)アクセス?

Verizonのローミング案内サイト
http://b2b.vzw.com/international/Roaming/Asia-Pacific/Japan.html
によれば、日本でデータ(パケット)アクセスも、今は出来るようです。

パケット料金は、1KBあたり$0.02で、ディスカウント・オプションはありません。(カナダ、メキシコ、カリブ海、ヨーロッパで使う場合は、月$30と$100のディスカウントプログラムがあります。)

私はAT&TのiPhoneだと、日本へ出張したときには平均1日6MBにデータアクセスを押されるようにしていますが、この量をVerizonのiPhoneで使うと1日 6x1024x$0.02=$122.88。
それが1週間だと、$860.16。

同じ量をAT&Tの「50MB Data Global Add-on」に加入していくと、$24.99で済みます。

あとは、VerizonやSprintの携帯(iPhone 4に限らない)では、AUの800MHz周波数しか使えず、2100MHzでのローミングは出来ないので、使用できる地域は限られると思います。

・・・ということで、Verizon iPhone 4を日本で使ってデータローミングも可能ですが、料金を考えるとWiFiだけに限ったほうが良いようですね。
日本も国際データアクセス割引の対象になる日が早く来ることを、願うことですね。

追記:iPhone 4Sの発売に伴い、国際データローミング割引が日本でも適用されるようになったようです。
$30.00/50MB/月
$75.00/150MB/月
$125.00/300MB/月
超過分は$0.005/1KB。

$25.00/100MB/月
超過分は$25.00/100MB。

 
 
ちなみに、Verizon版iPhone 4にはSIM挿入のスロットはありません(アメリカのCDMAキャリアは、原則的にアメリカ国内通話にはSIMを使用していません。※)ので、他社のSIMは使えません。

※ 例外は、一台でCDMA2000/W-CDMA/GSMの3通信方式に対応する、世界ローミング可能な携帯(例:BlackberryやDroid Pro)。4G LTE通信対応の携帯にもSIMは使用されています。











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