YoYoBaseのナノSIMカッターが来た! : SIMカットを検証


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YoYoBaseのナノSIMカッターが本日、到着しました。

2日前にハサミでカッとしたT-Mobile USAのSIMで無事に回線に繋がっているし、事前に騒がれたSIMの厚さの違いの件もぜんぜん問題は無かったので、その点は心配はしていませんでした。

まず、・・・

YoYoBaseのナノSIMカッターは、マイクロSIMからナノSIMへカットするだけでした!
このナノSIMカッターでは、標準SIMはナノSIMに切れません!
商品タイトルの「Nano Sim Cutter iPhone 5 Simcard Cutter cut Any GSM sim into Nano or any Micro Sim into Nano Sim」と違うじゃん!

まあ、実は、どうやって元SIMが標準SIMかマイクロSIMかを選択するのか、不思議ではあったのですが・・・
出来ないってことですね。

おまけとして、SIMアダプターが3種入っていました。
ナノSIM⇒標準SIM、マイクロSIM⇒標準SIM、ナノSIM⇒マイクロSIMのアダプターです。アダプターにはR-SIMの印刷があります。
これは、R-SIM SIMロック解除アダプター系の会社の製造したものですね。

 

箱は間に合わなかったのか、前に大量に作ったマイクロSIMカッター用箱をリサイクルしているのか、「MicroSIM Cutter」の箱をそのまま使っています。

 
 

で、このナノSIMカッターはマイクロSIMカッターからしか切れない、ということで、マイクロSIMカッターも用意して、以下の検証を行います。

検証したいことは、ナノSIM化したいときに、金メッキ部分の大きなSIMをナノSIMカッターで切ったとき、金メッキ部分の周囲も一部切り取られるが、それでも使えるか?・・・ということ。

下の写真で見て分かるように、SIMの金メッキ部分の面積は、広いものから小さなものまで、色々あります。

 

ナノSIM化する時に、金メッキ部分の小さなSIMは良いとして、問題なのはこの金メッキ部分の面積の広いSIMです。

 

マイクロSIMカッターで標準SIMをマイクロSIM化し、それからナノSIMカッターでマイクロSIMをナノSIM化しました。
写真を見て分かるように、出来上がったナノSIMの周囲の金メッキ部分が一部切り取られています。

 

ファクトリーアンロックしたAT&T用iPhone 5に出来上がったナノSIMを挿入します。
再度書きますが、SIMの厚さに関しては全く心配要りませんでした。「ナノSIMは厚さが違うから、入らない」っていう事前の騒ぎは、なんだったの?

 

キャリア名/信号部分が「SIMなし」と表示されます。電源オフ/オンもしてみましたが、変わらず、です。
金メッキ部分の面積の広いSIMをナノSIMかして、周囲の金メッキ部分を一部切り取ると、使えないようです。
もちろん、これはT-Mobile USAの、このSIMの場合であって、他のキャリアのSIMの場合はどうか分かりませんが、少なくともリスクがあることは考慮しないといけないようです。
 
 
 

追記:
上記T-Mobile SIMはカットする前に標準SIMの状態で正常に認識されるかどうかを試すべきでしたが、していませんでした。このSIMは比較的新しいSIMなので、正常なことを疑っていませんでした。しかし、下のユンイさんのコメントどおり、もともとSIMが正常ではなかった可能性もあります。

追記の追記:
あずにゃんのコメントにお答えし、失敗したと思われるSIMを剥がして、金メッキの裏の部分を露出してみました。
この部分の(写真で真ん中の)黒いICの左側から、ぐるっと一番上を回ってICの右に繋がってほぼ一周している裏側金メッキ配線の上の部分(赤い矢印の部分)が切れています。これが、SIMが認識されなかった原因ですね。

 

よって、ユンイさんのコメントでの指摘により、再度、別の「金メッキ部分の面積の大きな」SIMを使ってカット実験を行いました。

ここで、未開通SIMをこの実験のためにそんなに無駄に使いたくないので、解約済みSIMを切って実験します。
解約済みSIMでも、SIMが認識されれば信号部分は「SIMなし」ではなく、「圏外」と表示されます。

残念ながら、上記で失敗したSIMと全く同じデザインのものは手元にもう一枚無いので、今回は違うタイプのSIMです。
SIMの金メッキ部分の面積はほぼ同じですが、上の写真のSIMと金メッキ内部のパターンが違うことに注目してください。
この解約済みSIMは既にマイクロSIMにカット済みなのですが、(左の写真がこれから実験するSIM、右の写真が上で使ったSIMのカットする前の写真を再掲載)・・・
 
 

SIMアダプターに填めて、iPhone 3Gsに挿入してみます。信号部分は「圏外」なので、SIMは認識されています。

 

ナノSIMに切って、

 

iPhone 5に挿入すると、「圏外」と表示されるので、ナノSIMに切ってもSIMが認識されたことの証明です。

 
 

次に、同じく金メッキ部分の面積の広いAT&TのSIMをナノSIMに切って挿入してみます。
こっちも金メッキ部分のパターンが上の2枚とも違います。

 

SIMアダプターに填めて、iPhone 3Gsに挿入してみます。信号部分は「圏外」なので、SIMは認識されています。

 

ナノSIMに切って、

 

iPhone 5に挿入すると、「圏外」と表示されるので、ナノSIMに切ってもSIMが認識されたことの証明です。

 
 

なお、SIMの金メッキの下はどうなっているかは、
携帯電話用SIMの金メッキの下は、どうなっている? – 2012年1月2日
を参照してください。
 
 

最後に、確認のためにSIMの金メッキ部分の面積の狭い分は大丈夫か、確認してみたいです。
同じようにまずは標準SIMをマイクロSIMにカッとして、次にマイクロSIMをナノSIMにカッとしました。
写真を見て分かるように、金メッキ部分が切り取られていません。(しかも、マイクロSIMをナノSIMにカッとするときに、筆者のSIMの置き方が悪かったのか、少し斜めに切られてしまいましたね。)

 

このナノSIMをiPhone 5に挿入すると、ちゃんと信号を掴みます。
 
 
 

結論:
ナノSIM化するときには、金メッキ部分の大きさやパターンを選びましょう。できるだけ金メッキ部分の面積の小さいのを使いましょう。
上の写真で金メッキ部分を剥がしてみた写真で判るように、剥がした金メッキの裏の部分にも金メッキの配線があります。金メッキ部分の面積の広いものでは、この部分の裏の配線を切断してしまう可能性があります。(全ての場合とは言えないようです。もっと多数のSIMで検証すれば、金メッキの表部分のパターンである程度推測できるかもしれません。)

金メッキ部分の面積が広いSIMは、ナノSIMにカットした場合には表の金メッキ部分/隠れている内部の金メッキ配線も一部切り取られ、うまくいかない可能性もありますので、自己責任で行ってください。
 
 











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