iPhoneからWiFiで制御する電源スィッチ、Belkin WeMoを使ってみた。


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2012年のCESで紹介され、2012年6月20日に販売開始となった、WiFiで制御する電源コンセント、Belkin WeMoを使ってみました。
AMAZON.COMで$49.99でした。

 

WeMoスイッチと、それを制御するモーションセンサーユニット(別ユニット)の組み合わせバージョンもあって、そっちは$99.99です。

 

モーションセンサーバージョンの使い方は、モーションセンサーのほうを動作検知に必要なところに置き、WeMoスイッチを電源オン/オフの必要な装置に付けておくと、モーションセンサーが動きを感じたときにWeMoスイッチに信号を送って電源をオン/オフしてくれるようです。

 
 

実は筆者宅にはMi Casa Verde社製Z-Wave対応の「電力使用量リアルタイムモニター付き」SmartSwitchが21ヶ所(1個はおまけで付いて来たぶん)配置されていて、PCやiPhone/iPadから屋内の電源スイッチのオン/オフ制御や電力使用モニターは既に出来るのですが、

 


 


 


 

Z-Waveのメッシュネット構成はなかなか手間で、また、Mi Casa Verde社コントローラー Vera2が未熟なせいか、良くメッシュネットワークが壊れます。(数ヶ月に一度の頻度。)

筆者宅のZ-Waveの設定はいつかまたブログで取り上げたいと思っていますが、既に設置して日数(2年くらい)も経っており、自分的にはいまさら取り上げるのも・・・という気持ちでもあります。
 
 

ところで、今や各家庭にはWiFiネットワークが配置されていることが多いので、WiFiを使ってIPアドレスで制御するほうが、遥かに簡単でしょう。

そのためにも、こんな装置
どんな電気製品もWiFiでネットに繋いでしまう、Imp発表 – 2012年5月17日
がいろいろな家電やスイッチに装着できるようになると、WiFiを使ったホームオートメーションも楽しくなるでしょう。

あと、似たような目的のものにはこれまでもIPアドレスを持った電源コンセント(パワースィッチ)はありましたが、もともと企業のサーバー室用で、値段も高く(2コンセント版で$170、4コンセント版で$250くらい)、かつ、Z-WaveやBelkin WeMoのように外部Cloudを通して屋外からも簡単に制御できるようにはなっていません。(グローバルIPアドレスを設定すれば、外部からも直接制御できますが・・・)

 


 
 

前置きが長くなりましたが、Belkinの第一世代WeMoを実際にインストールし、iPhoneにアプリをインストールし、WeMoの電源のオンオフを屋内、また、屋外(3G回線)を通してやってみます。

箱を開けると、思ったよりも図体のでかいスイッチです。縦11.5センチ、横8センチ、本体の厚みが約4センチ。

 

そして、簡単な初期設定のインストラクションの紙。。

 

当然のことながら、アメリカ式3つ穴コンセントで、裏も3つ穴プラグです。

 


 
 

■ iPhoneアプリをダウンロード

AppStoreで「WeMo」で検索し、Belkin WemoアプリをiPhoneにインストールします。
 
 


 
 

■ Belkin Wemoの初期設定

Wemoの初期設定は、iPhoneにインストールしたWeMoアプリで行います。

ステップ1:Belkin WeMoをコンセントに差し込む

Belkin Wemoをコンセントに差し込みます。

 

ステップ2:初期設定のために、iPhoneのWiFi接続を一時的にBelkin WeMoに接続する

設定(Settings)をタップし、

 

Wi-Fiをタップして、

 

初期設定のためにWiFi接続を、一時的にWeMoに接続します。(パスワードはありません。)

 


 

ステップ3:WeMoアプリを起動し、WeMoのWiFiネットワーク初期設定を行う

WeMoアプリを起動し、

 

WeMoが接続するWiFiネットワークのSSIDを選択します。

 

そのWiFiネットワークのパスワード(WEPキー)を入力し、「Join(接続する)」をタップします。

 

WiFiネットワークに接続します。

 

接続が成功しました。
次に、装置に任意の名前を付ける為に、「Name」をタップし、

 

名前を付けます。(例:テレビ、ルーター、室内灯1、など)
「Save(保存)」をタップします。

 

ソフトウェア更新通知などを受けるために、オプションのEメールアドレスを入力します。

 

「Save(保存)」をタップします。

 

「Done」をタップします。

 

入力情報が保存され、

 

インストールされたWeMoを検索します。

 

インストールされたWeMo装置がリストされます。(もちろん、複数可能です。)

 

この時点で、iPhoneはWeMoとのWiFi直接(ピア)接続が絶たれます。
iPhoneからWeMoへの直接WiFi接続は、最初のネットワーク設定をWeMoに保存するためだけに確立されます。

 
 

Belkin Wemoを屋外(3G接続)からアクセスるためには、「Remote Access」が有効(Enabled)されていなければなりません。
「More」アイコンをタップし、

 

「Remote Access」が「Enabled」となっていることを確認します。

 

もし、「Not Enabled(無効)」であれば、それをタップし、

 

「Enable Remote Access」をタップし、

 

ポップアップに「OK」をタップして、

 

「Remote Access」を有効にします。
「Remote Acccess」を無効にする(屋内だけのアクセスに限定する)場合には、「Forget and Disable」をタップします。

 
 

WeMoアプリを起動した直後に

 

以下のメッセージが出る場合には、

 

1.iPhoneがWiFiに接続されていない
そして
2.「Remote Access」が「Not Enabled」に設定されている
の両方が起こっている場合です。

このときは、一度WeMoアプリを終了し(ホーム画面に戻り)、iPhoneがWiFiに接続されていることを確かめ、もう一度WeMoアプリを実行します。

そして必要であれば(つまり、WiFiに繋がっていない場合にも屋外から3G経由で制御したい場合には)、上に説明した手順に沿って「Remote Access」を「Enabled」に設定し直してください。
 
 

■ Belkin Wemoの工場出荷リセット

設定変更など、Belkin WeMoスイッチを工場出荷状態にリセットしたい場合は、2通りの方法があります。

1.iPhoneから工場出荷リセットを行う

WeMoアプリを起動し、「Edit」ボタンをタップし、

 

リセットしたいWeMoスイッチの右矢印をタップし、

 

「Reset Options」をタップし、

 

「Reset to Factory Defaults」をタップし、

 

「Reset」をタップします。

 

Wemoスイッチの工場出荷初期化が行われ、

 

リセットされたWeMoスイッチがリストから削除されます。

 
 

2.手動で工場出荷リセットを行う

Wemoスイッチを電源から外し、

 

上部の「Restore」ボタンを指で押し、

 


 

そのまま電源に再接続し、

 

約5秒後、正面上部のLEDランプがオレンジ色に点滅したら、指を離します。

 
 

■ Belkin WemoをiPhoneでオン/オフ制御

WeMoアプリを起動し、

 


 

インストールされたスイッチを検知するのを待って、

 

スイッチボタンを指でタップするだけ。オフから・・・
 
 

オンへ・・・
 
 

「Remote Access(遠隔アクセス)」がEnabled(有効)になっていれば、

 

屋外から(3G通信を経由して)でも、Belkinのクラウドサーバーを介して自宅のBelkin Wemoスイッチをオン・オフ制御できます。

 


 
 

■ Belkin Wemoを手動でオン/オフ制御

Wemoの丸いスイッチを指で押すと・・・

 

電源が入り、もう一度押すと・・・

 

電源が消えます。

 
 

■ Belkin Wemoのオン/オフ タイマー設定

WeMoは、iPhoneからタイマー設定が可能です。
オンだけ、オフだけ、オン⇒オフ、オフ⇒オンの設定ルールが複数作成できて、ルール(タイマー)実行は毎日・月~金・土日・指定曜日(複数可能)の選択が可能です。
ひとつのルールに対して全WeMoスイッチが設定される(と思う)ので、「このルール(タイマー)のときは、このWeMoには何もしない。」という場合には、そのWeMoスイッチには「Does Nothing(何もしない)」を選択します。

WeMoメニューから「Rules」アイコンをタップすると、「Turn off (or on) only」オプションと、「Turn on then off」オプションが選択できます。
モーションセンサーがインストールされている場合には、モーションセンサーの反応によってオンかオフの動作を、プログラムできます。

 

「Turn off (or on) only」オプションの場合は、各ルール毎に、電源「オン(Turns on)/オフ(Turns off)/何もしない(Does nothing)」の動作が全WeMoスイッチに設定できます。
つまり、ひとつのルール(例:外出設定)を実行すると、複数のWeMoスイッチの電源を消し、玄関の電気だけ付けておく、・・・というような設定が可能です。
そして、その動作の時刻と、頻度(毎日・月~金・土日・指定曜日)、ルール名の指定をして、保存(Done)します。

 

「Turn on then off」オプションの場合は、各ルール毎に、最初の動作が「オン(Turns on)/オフ(Turns off)/何もしない(Does nothing)」 、継続時刻(開始・終了時刻)、曜日指定を、全WeMoスイッチに設定できます。

 
 

■ 使い道

さて、肝心の「使い道」なんですが、自分の家の中を見回して、よ~く考えてみてください。

● 常時、壁のコンセントに電源プラグが差し込まれている
● 使うときは電源をオン、使わないときは電源をオフにする
● 使う前に「設定(例:温度調節、チャンネル、など)」が必要無い
ような電気製品って、何がありますか?

電灯、それも、壁のスイッチや電灯にぶら下がっている紐スイッチでオン/オスするものは、このWeMoでは使えません。
したがって、フロアランプのようなものしか使えませんね。

どこに使えるかを良く考えて、買うかどうかを決めたほうが良いですよ。
 
 

■ 次のモデルで期待すること

まあ、この手の最初の商品としては市場に出たことは評価されるし、遠隔操作の単純スイッチとしては操作が簡単だし、一度初期設定しておけば、家の中のどのコンセントにも簡単に移動出来るのは良いでしょう。
しかし、Z-Wave SmartSwitchを知っている者としてはこれからの商品アップグレードに期待します。

次の製品への要望としては、
● 小型化。何はともあれ、小型化。
● 電力消費量(ワット数)をモニターできるようにする。
● マルチコンセント(2~6個)モデル。マルチコンセントモデルの場合は、コンセントごとにオン/オフ制御できること。
● コンセントに別途IPカメラが付いているモデルがあると、本当に電源がオン/オフになったかわかるのだけれど、「IPカメラを別に買え」という話になるのかな。











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