Sprintの今後、私見


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さて、SprintがT-Mobile US買収を公式(?)に断念して1週間。
孫さんは、「Sprint(ソフトバンク)がT-Mobile USを買収する意図があるなんて、一度も公式に発表したことは無い。」と言っていますが・・・

携帯端末の世界的な卸会社をゼロから設立したBrightStarの設立者が今週の初めにSprintの新CEOとなって2日。

さらに、ソフトバンクは携帯ユーザーポリシーシステムにEricssonと提携するというニュースも数日前に出ています。(これは、昨年秋に「ソフトバンクとCISCOが、関係強化する」という発表に逆行するものです。明らかに、社内ポリシーの一貫性が欠けていることを意味します。)

これからのSprintは、どうなるのでしょう?

まず、以下の私見を書く前に、筆者はいまだにメインの携帯はSprintを利用しており、過去10年以上Sprintの加入者であることを書いておきます。

Sprintの新CEOのMarcelo Claure氏は就任後のSprint社員へのEメール・メッセージで、
1.更なる経費のカットを進める
2.ユーザーに対して魅力あるサービス(通信プラン)を提供する
ことをメインのメッセージとして社員に伝えているようです。

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Amazonが独自クレジットカード・リーダーを販売開始


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Amazon.comがSquareおよびPayPal Hereに対抗する独自のクレジットカードリーダーを販売開始しました。
ここ数日うわさも流れていましたが、Amazonもブリック・アンド・モルタル小売店のクレジットカード処理の分野に参入します。

クレジットカード・リーダーはAmazon Local Registerと呼ばれ、$10で販売開始されました。この$10で、最初の累積カード手数料$10が免除されます。送料は無料です。
決済アプリはiOS版、アンドロイド版、そして、当然、AmazonのFire OS版が用意されています。
Amazon.comによれば、現在確認されている互換性のある端末は、
● iPhone 5s
● iPhone 5
● iPhone 5c
● iPhone 4s
● iPhone 4
● Samsung Galaxy S3
● Samsung Galaxy S4
● Samsung Galaxy S5
● Fire HD、Fire HDX
● iPad
● iPad Mini
となっています。

現在、アメリカの小売販売の90%以上はまだリアルなブリック・アンド・モルタル小売店で行われているとの統計があり、Amazonはこのクレジットカード・リーダーとクレジットカード・リーダー決済のサービス提供で、特に小型店舗や個店での消費者購買動向のデータを集めて行きたいようです。

● Square - 実カードをスワイプした場合の手数料2.75%。実カード無しの決済手数料は3.5%+$0.15。

● PayPal Here - 同じく、実カードをスワイプした場合の手数料はアメリカ国内カードは2.7%、米国外カードは3.7%。実カード無しの場合は3.5%+$0.15。
と対抗するため、後発のAmazon Local Registerでは2014年10月31日までにAmazonクレジットカード決済を契約した場合には2016年1月1日までのカード決済の(実カードをスワイプした場合の)手数料を1.75%(実カード無しの決済手数料は2.75%)に割引します。2014年11月1日以降に契約すると、手数料は通常の2.5%(実カード無しの決済手数料は2.75%)になります。

【Amazon.com】Amazon Local Register Secure Card Reader