AT&TがVodafone買収に向けて、英国およびEUの規制当局関係者と会談


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アメリカ第2位の携帯キャリアのAT&Tは、昨年中ごろからヨーロッパのキャリアの買収意欲を示しており、Vodafoneがその対象筆頭に上がっていました。

そのイギリスVodafoneの買収を前提に、AT&TのCEOのRandall Stephenson氏が、イギリスとEUの規制当局の関係者と事前会談を行った、とイギリスのSky News誌が報道しています。
【Sky News】AT&T Courts Europe Over £60bn Vodafone Bid – 2014年1月25日

VodafoneはまだVerizon Wirelessへの45%出資者として、AT&Tの競合会社であるVerizonとパートナーを結んでいますが、このVodafoneの45%権利をVerizonが1300億ドルで買い取ることが既に決まっており、2014年2月21日にはその取引が完了することになっています。

AT&Tとしては、その後、早急にVodafone買収提案を提出できるよう、事前に規制当局への接触を始めているようです。

Vodafone買収額は、約600億ポンド(990億ドル、約9兆9000億円)と推定されています。もし、この買収が実現した場合には、AT&T+Vodafoneの合併企業は、株式評価額で1500億ポンド(2475億ドル、約24兆7500億円)以上の価値となります。

また、AT&Tはもし、Vodafoneの買収が実現しない場合には、同じくイギリスのEE(Everything Everywhere Limited)を買収の標的にするのではないか、と推測されています。

「モバイルインターネット世界No.1」を目指すソフトバンクの目標が、また、遠ざかりそうです。

スターバックス、「店に入る前にモバイル・アプリから事前注文」を準備中?


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スターバックスが、店に入る前にiPhone/アンドロイドのモバイル・アプリから好みのコーヒーを注文し、店に到着したら即座にピックアップできるようなシステムを検討中で、間もなく導入するのではないか、とQuartzオンライン誌が報道しています。
【Quartz】Starbucks is getting ready to let you order coffee before you get to the store – 2014年1月24日

このシステムはスターバックスが2012年に既に投資家向けに「将来の可能性」として発表していましたが、実現の可能性が近く、スターバックスが準備中だ、とQuartzオンライン誌は述べています。

スターバックスのモバイル・アプリは既に1000万人以上がインストールしており、これを利用することによって、店内のレジ前の行列を減らすのが目的です。

ただし、スターバックスは近年、コーヒー以外の「スナック、ケーキ、サラダ」などの販売にも力を入れ始めており、この「店に到達する前に事前注文出来る」システムを導入すると、客が店に到着してからのコーヒー以外の品物の「衝動買い」が減ることも懸念されています。


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【備忘録】Sprintの契約中SIMを、他の端末に挿入したら?


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殆どの人にはどうでも良い検証です。
あとでいろいろ思い出したい時のための自分への備忘録として、記録を残します。

SprintのSIMは、
● iPhone 4s用のCDMA2000オンリーSIMは、MCC=316、MNC=010 (NextelのiDEN通信方式用のMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのLTE対応SIMは、MCC=310、MNC=120
なんですね。 

KDDI auのSIMも、iPhone 4s以前のSIMと、LTE対応開始したiPhone 5以降のSIMは
● iPhone 4s用のKDDI au CDMA2000オンリーSIMは、MCC=454、MNC=04 (香港 3/HutchisonのMCC/MNC使用)
● iPhone 5からのKDDI au LTE対応SIMは、MCC=440、MNC=50
というのを、昨日初めて知りました。そのため、ちょっと検証環境が不十分なのですが、・・・
まあ、逆に、いまどきCDMA2000オンリーの検証は、そんなにニーズも無いでしょう。

以下の写真のように、自宅内の「CDMA2000対応で、SIMスロットのある端末」を全部集合させ、片っ端からSprintの契約中SIMを挿入していきます。

なお、アメリカのCDMA2000キャリアは、CDMA専用端末(LTE非対応)、および、CDMA/WiMAX端末(同じく、LTE非対応)の場合、SIMを使用していません。基本的に、SIMトレイがありません。
旧モデルで例外は、iPhone 4sと、Blackberryなどの旧モデルのCDMA2000/GSM兼用端末。iPhone 4sは、「SIMロック解除すれば、GSM/W-CDMA SIMでも使用できるため」です。
CDMA2000のキャリアでも、LTE対応も可能な端末は、すべてSIMを使用し、SIMトレイがあります。

また、Sprintは同じCDMA2000キャリアのVerizonと違って、SIMを使用している場合は、SIMと端末シリアル番号(MEID/ESN番号)が紐付いており、「Sprintの契約中SIMを、他のSprint対応端末に挿入しても、使用出来ない」と言う報告がネットにはあります。これも検証したかったのですが、販売時に「Sprint版」と称して売られている端末は、今の筆者の環境では
● Sprint版 iPhone 4s 1台
● Sprint版 iPhone 5s 1台
しかなく、最初にも書いたように、この2機種でSIMのMCC/MNCはそれぞれ違うSIMを使用しているので、目的にマッチした検証は今回出来ないことがわかりました。
ただし、州外に住んでいる息子が現在、Sprint iPhone 4sを使っているので、そのiPhone 4sと筆者のリタイヤしたSprint版iPhone 4sとで、3月ころにはテストできるかもしれません。

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