AT&TがT-Mobile US加入者に、AT&Tに転入すれば$450割引オファー(期限付き):これは、マーケティング・トリック


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AT&Tは、昨日2014年1月3日、T-Mobile USからAT&TにMNP転入する人に、$450の割引オファーを開始することを発表しました。
【AT&T】AT&T Offers T-Mobile Customers up to $450 Per Line to Switch – 2014年1月3日

これは、T-Mobile USのCEO、John Legere氏が昨年クリスマス前にツイートし、CESの2014年1月8日に「画期的なUn-Carrier第4弾の重大な発表をする。」ことを示唆し、その発表内容の予想として「(T-Mobile USに転入すれば)MNPの転出料(早期解約料)をT-Mobile USが負担する」案内ではないか、TmoNews.comに余ってブログ掲載されたことを受けたことが原因です。
【TmoNews】T-Mobile’s Uncarrier 4.0 announcement to take place on Jan. 8 at CES – 2013年12月20日

AT&TはこのTmoNews.comの予想報道に反応し、T-Mobile USの2014年1月8日発表前に、先手奇襲攻撃でT-Mobile US加入者へのMNP転入割引を提供したものです。

Forbes誌も本日取り上げているように、
【Forbes】With AT&T And T-Mobile Going To War, Customers Are The Clear Winners – 2014年1月4日
2013年3月26日以来、従来のアメリカ携帯電話業界の慣習を破った新しい通信料金体系やポリシーを連続的に提供しているアメリカ携帯会社第4位のT-Mobile USは、その後、第2位のAT&Tや1位のVerizonの料金体系にも改善影響を与え、消費者側に立った携帯電話キャリアとして注目されています。それが、特に同じGSM通信方式を採用するAT&Tには、無視できない脅威要因となり、この反逆キャンペーンを開始させた原因です。

2014年1月8日発表予定のT-Mobile USの新ポリシー(Un-Carrier 第4弾)は、憶測は色々出ているものの、まだ、明確には発表されていません。

ところで、このAT&Tの$450割引オファーには、いくつか条件が付いています。
● 対象は、スマートフォン加入者。
● T-Mobile USで使用していたスマホを、最高$250までの下取り価格で下取りする。
 - SIMフリー機など、自分で所有している端末を持ち込んでの(T-Mobileからの)MNP契約の場合には、この恩恵は得られない。
● AT&Tで加入するプランは、「Next」月賦プラン。つまり、端末は定価で購入する。端末代は、20ヶ月月賦(無利子)で支払う。
 - SIMフリー機など、自分で所有している端末を持ち込んでの(T-Mobileからの)MNP契約の場合には、「Next」は不適用。
● T-Mobile USからMNP転入して3ヶ月目の請求書に、$200の通話クレジット(割引)が適用される。

これに対して、AT&Tで2年契約すると、iPhoneなど高額スマホならば$450の端末代割引が、契約時に適用されます。もちろん、これは、T-Mobile USからのMNPでも、他社からのMNPでも、同じです。
つまり、今回のキャンペーンを適用せずに、T-Mobile USからAT&TへMNPし、2年契約の契約をすれば、iPhoneを$450安く買えるのです。

どっちが良いか、良く考えましょう。