Verizonがプリペイド・スマートフォン通信料金(iPhone 4/4Sを含む)を、実質値下げ


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アメリカで最もLTEネットワーク網が整備されており、これまで強気で、スマートフォンのプリペイド対応には積極的でなかったVerizonですが、どうやら「スマートフォンのプリペイド加入者」を無視するわけにはいかなくなったようです。

Verizonは現行のスマートフォン用プリペイド料金
● 月$80で通話・テキスト使い放題、データ通信1GBまで。
を2013年2月1日より改訂し、
● 月$60で通話・テキスト使い放題、データ通信500MBまで。データ通信の超過分は$0.05/1MBまたは$20/1GB。
● 月$70で通話・テキスト使い放題、データ通信2GBまで。データ通信の超過分は$0.05/1MBまたは$20/1GB。
のようにして、料金も下げ、アクセス可能なバイト数も増やすようです。

Verizonの回線を使ったプリペイドiPhoneは2013年1月11日より別途、StraightTalkから提供されており、
● 月$45で通話・テキスト使い放題、データ通信使い放題。
になっています。StraightTalkのVerizon回線プリペイドiPhoneでは、iPhone 4/4S/5が提供されていますが、iPhone 5はLTEでは使用できず、3Gだけの接続になります。

Verizonとの契約でもプリペイドプランでiPhone 4と4S(ただし、Verizon版のみ)が使用できますが、iPhone 5はVerizonのプリペイドプランではまだ使用できません。
また、Verizonのプリペイドプランで使用できるLTE対応のスマートフォンは、まだありません。

VerizonのプリペイドプランでLTE回線が使用できるのは、プリペイドポケットWiFi MiFi4510Lと、iPad 3/iPad 4/iPad Miniでのプリペイドプランだけです。

リンク:
Verizon Reportedly Launching New $60 and $70 Prepaid Monthly Smartphone Plans – 2013年1月24日
Verizon Feeling Pressure from MVNOs, Launching New Prepaid Smartphone Plans – 2013年1月25日

アメリカでキャリアの許可無くSIMロック解除できなくなるのは、アメリカで今日(2013年1月26日)から購入する携帯だけです。


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既に
(アメリカで)2013年1月26日以降に購入するSIMロック携帯電話は、『キャリアの許可無く』SIMロック解除することは違法となります。 – 2012年10月27日
で報告しているように、本日からアメリカで購入する携帯で、購入時に既にSIMフリー(Unlocked)でない携帯は、SIMロック解除する場合には、購入した携帯の対応キャリアに申請してSIMロック解除しないといけなくなります。

昨日までに購入した携帯に関しては、もちろんキャリアに申請しても無料でSIMロック解除してもらえますが、SIMロック解除業者が対応してくれれば、有料でその業者の提供するアンロックコードやIMEI Factory Unlockサービスを利用できます。

また、このアメリカ著作権法の付標改訂により、SIMロック解除業者のサービスに変化が出たり、廃業するSIMロック解除業者が出て来るかどうかは、しばらく今後の動きを見てみないと分かりません。でも、まあ、どうせアメリカ国外でアメリカ向けサービスを継続するSIMロック解除業者は残るでしょう。

以下、「キャリアに申請してSIMロック解除をしてもらう場合」のアメリカの各キャリアのSIMロック解除基準を表にまとめてみました。

“アメリカでキャリアの許可無くSIMロック解除できなくなるのは、アメリカで今日(2013年1月26日)から購入する携帯だけです。” の続きを読む

StraightTalk/Net10が、AT&T回線用SIM販売停止?


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う~ん、なんと変化の激しいアメリカのプリペイド携帯事情なんでしょう。

Tracfone系列のStraightTalkとNet10は、同社のそれぞれのウェブページからAT&T回線用の「SIMのみ」販売を中止しました。
現在、Walmart.comからはStraightTalkのAT&T回線用標準SIMとNet10のAT&T回線用標準SIM/マイクロSIMが、BestBuy(実店舗、オンライン)ではAT&T(標準SIM、マイクロSIM)とT-Mobile(標準SIM)の3枚セットがまだ購入できます。

この現象が何を意味するのかをまだ断定できる段階ではありませんが、Tracfone(メキシコに本社があるAmerica Movilの、米国本社)とAT&Tが何らかの契約交渉、または、争議に入っていることが考えられ、場合によってはStraightTalk/Net10 SIMの発行が今後永久停止される可能性もあります。
StraightTalkとNett10は昨年(2012年)2月初めにAT&T回線用とT-Mobile回線用のSIMを販売したばかりで、1年も経たないうちにAT&T回線用SIMの販売が中止されることになるのでしょうか?

既存の加入者への影響は無いと思われますが、どうでしょう?

また、SIMを既に購入していて、まだアクティベートしていない場合は、どうなるでしょう。(AT&T回線用SIMがWalmartやBestBuyでまだ販売されていますから、しばらくは大丈夫でしょう。)

使っている人で何か変化がありましたら、報告してください。

なお、T-Mobile USAが3G/HSPA+通信を、AT&Tと同じ1900MHz周波数帯域で追加開始する周波数再編が、かなりの数のアメリカ内大都市で始まっており、2013年夏に既存のT-Mobile USA3G地域のほぼ全域をカバーする予定なので、iPhoneや米国外端末をアメリカ国内で使う場合にはT-Mobile回線も便利には成りつつあります。ただし、一部の地域ではまだまだ電波の「ムラ」があって、高速データ通信できない地域もあるようなので、注意しましょう。