CES 2013 ラスベガス通信対策


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そろそろ来年(2013年)年明け早々のラスベガスでの世界最大の家電ショー、CES-Consumer Electronics Showでの通信対策を具体的に考えるときが来ましたね。
前回は2012年1月10日から13日までの期間に15万3000人以上の参加者が世界中からラスベガスに集中しましたが、今年(2013年1月8日~11日)はそれを越すんでしょうね。

さて、これだけの「人・人・人」が狭いネバダ州ラスベガスの一角に集中し、しかも、そのほとんどがPC/スマホ/ポケットWiFi/タブレットを持っているので、毎年、この期間のラスベガス通信事情も、いつもとは違い、なかなか通じない状況になります。今年は間違い無くiPad Miniを持って歩いて回る人が多いでしょうね。

この期間のラスベガスの通信事情を見てみましょう。
 

1.Verizon LTE、CDMA2000 3G(EVDO Rev. A)

VerizonはポケットWiFi以外はプリペイドLTEサービスを提供していないので、VerizonのLTE利用者はほとんどがアメリカ在住者のみ。または、Verizon LTEポケットWiFiを渡米前にレンタルしてくる人。
ただし、アメリカで最もLTEサービスエリアが広いのはVerizonなので、アメリカ在住者でガジェット好きやガジェットを頻繁に利用する人はVerizon加入者が多いでしょう。(それが、Verizon版iPhone 5やiPad/iPad Miniがアメリカ・アップルストア店頭で入手しにくい理由です。)

前回(2012年1月)の筆者の経験では、VerizonポケットWiFiでコンベンションセンター前で開場1時間前ころは問題無くLTEにアクセスできていましたが、人が増えてきて開場間近になるとLTE接続はほとんど困難。3Gへフォールバックします。

Verizonの3Gは1Mbps程度なので、LTEから3Gへの速度差は大きいです。

現地で購入する場合には、家電量販店BestBuyでプリペイドLTEポケットWiFiが$129.99で販売されています。
VerizonがLTEプリペイド・ポケットWiFiサービスを2012年5月1日から提供。 – 2012年5月1日
今年(2012年)夏までに購入した人は、SIMの有効期限が切れていないかどうかを確認すること。切れている場合には、事前にAmazon.comやオークションサイトで1枚余分に入手しておいたほうが安全。今のVerizon LTE SIMカードは全て「赤い台紙」のSIMカードに変わっているので、最新のVerizon LTE用SIMカードを入手してください。
 

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