アメリカで初めて(?)デュアルSIM ICS 4.0アンドロイド携帯、Blu Vivo 4.3が$249.99で2012年9月発売。


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アメリカでデュアルSIMの携帯は昔はあったようですが、最近はほとんど見つかりませんね。
中国か香港仕様の製品を、Expansys-USAなどから購入するしか方法が無かったと思います。

マイアミに本社を持つBlu Productsは昨日(現地2012年8月3日)、デュアルSIMのアンドロイド 4.0(Ice Cream Sandwich)のスマートフォンを、2012年9月にアメリカ国内のメジャーな小売店で販売開始する、と発表しました。
BLU Products announces the VIVO 4.3 – World’s First Dual SIM smartphone device to feature Super AMOLED Plus Technology and Dual Core CPU – 2012年8月3日

モデル名はVivo 4.3。「世界最初」というのは、
● デュアルSIM
● スーパーAMOLEDプラス画面(4.3インチ)
● デュアルコア CPU
の3つの要素を備え合わせたスマートフォンは、初めてだということらしいです。

Vivo 4.3は、SIMロック・フリーで発売され、デュアルコア 1GHz CPU、3G/HSPA対応(HSPA+ではない)、8メガピクセルカメラ付き。
デュアルSIMは、同時待ち受け(着信)・発信可能。

アメリカ国内の主要小売店には2012年9月から出荷され、中南米、アジアの一部でも発売の予定だそうです。
どこで販売するのでしょうかね。BestBuy、RadioShack、Walmart、Target?

中国ではデュアルSIM携帯を使っている人は当たり前のようですが、これを機会にアメリカでもデュアルSIMのSIMフリースマートフォンの需要が増えてくるでしょうか。

 
 
 
 
 

Message Center Number(メッセージセンター番号)…何それ? ⇒ SMSテキストメッセージが送信出来なくなった時にチェックする項目。


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10日ほど前に読者の方から「Net10のSIMをiPhoneで使っているが、急にテキストメッセージが送れなくなった」という直メールをいただき、調べている中、初めて「Message Center Number(メッセージセンター番号)」という言葉に出くわしました。

携帯からSMS/MMS(テキストメッセージ)を送ると、キャリアのSMSゲートウェイサーバーにまずそのテキストメッセージが送られます。

そのSMSゲートウェイで相手の電話番号がチェックされ、それが同じキャリア内の電話番号なのか、別のキャリアの電話番号なのかを判断し、それに応じてこのSMSゲートウェイがハンドルします。

場合によっては、8ビットテキスト文字の上位ビットが「0」に全てリセットされるため、これが起こると日本語のSMSやMMSテキストメッセージが相手に文字化けして伝わります。

SMSの文字コードの世界標準は、
● GSM 7-bit alphabet (昔のSMSテキストメッセージ:英数字のみ)
● 8-bit data alphabet (ピクチャー・メッセージ)
● UTF-16(unicode) (日本語テキストを含む)
の3種類があります。
ここ数年でiPhoneとスマートフォンのMMSメッセージが送信が可能になったおかげで、UTF-16に対応したキャリアのSMSゲートウェイサーバーが増えてきていることは、うれしいことです。

しかし、日々数が増えるMMSメッセージに対応するために、欧米のキャリアがSMSゲートウェイを増設、または、新設すると、そのSMSゲートウェイサーバーのUTF-16の設定を忘れるようで「この前まで日本語テキストが送れたのに、今日送ると、文字化けする」と言う事が起こります。

しかも、相手が同じキャリア内の電話番号だとSMSゲートウェイサーバーがビット(バイト)変換無しでテキストメッセージを送るので文字化けせず、他のキャリアに送るときだけ文字化けすることも、あります。

「Message Center Number(メッセージセンター番号)」とは、このキャリアのSMSゲートウェイサーバーの電話番号です。

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