iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法:その2


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2012年7月4日追記:
再度、最新のiTunesおよびiOSで確認した結果、一度も「問題のiPhone」を接続したことの無いPCやMacでは、以下の方法は使えないことが解りました。
その場合は、
iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法 – 2011年4月1日
しか方法がありませんが、その方法を実行すると、iPhoneの中身はすべて初期状態にリセットされてしまいます。

以下に説明している方法は、以前に「問題のiPhone」を接続したことがあってバックアップが保存されているPC/Macと接続する場合に、使用できます。


以前、iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法を掲載しました。
iPhoneのパスコード(Passcode)を忘れた時の解決法 – 2011年4月1日
このページはいまだにアクセス数も多く、毎日何人もの人がアクセスしています。

ところで、最近のコメントで、どうやらiTunesとiOSのバージョンアップに伴い、パスコードロックされたiOS(iPhone/iPod Touch/iPad)デバイスをPC/MacのiTunesに繋げると、これまでと違った振る舞いをするようです。
おっちゃん 返信:2012年3月26日 10:30

そこで、検証してみました。

パスコードロックを設定されているiPhoneなどで間違ったパスコードを入力すると、間違ったコードを6回入力した後、「iPhoneは使用できません。1分後にもう一度試してください」というメッセージが出ます。

 

1分後にまた間違ったコードを入力すると、今度は1回入力後に「iPhoneは使用できません。5分後にもう一度試してください」というメッセージが出ます。

その5分後にまた間違ったコードを入力すると、今度は1回入力後に「iPhoneは使用できません。15分後にもう一度試してください」というメッセージが出ます。

そして、その15分後にまた間違ったコードを入力すると、今度は1回入力後に「iPhoneは使用できません。60分後にもう一度試してください」というメッセージが出ます。

以前はこの時にiPhoneをiTunesに接続すると、iTunes側でもパスコードを聞かれ、にっちもさっちも行かなくなり、冒頭にリンクを紹介した記事どおり、DFUモードからiPhoneを復元するしか解決の方法がありませんでした。

現在でもその方法は可能です。
しかし、復元すると、脱獄している場合には脱獄アプリが消えたり、直近でバックアップを取っていない場合にはデータやアプリ/コンテンツを失うリスクもあります。

新しいiTunes 10.6.0.40/iOS 5.x ではパスコードロックされた場合には、iPhoneをPCのiTunesに繋ぐと、iOSデバイス側の間違ったパスコードの入力回数がリセットされるようです。

なお、この方法は「簡単なパスコード(4桁の数字のパスコード)」をオフにした場合、つまり、複雑なパスコードの場合は、パスコードとしての英数字の可能な組み合わせが膨大な数になるので、実用性が無いと思います。それでも試してみたい場合は、どうぞ自由に・・・

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