モバイル決済のSquareが、加入店舗が独自のギフトカードを発行できるサービスを開始。


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モバイル決済/iPad(タブレット)決済のSquareが、その加入店舗が、消費者が自店舗で使えるギフトカードを発行できる仕組みを開始しました。

筆者もSquareの決済アカウントを持っていますが、つまり、筆者の店舗で提供する商品(例:BlogFromAmerica.com商品購入代行やサービス)を購入するギフトカード/プリペイドカードを、筆者が皆さんに販売出来るということになります。

また、ギフト(プリペイド)カードデザインも、既にSquareが用意している標準テンプレートに店舗名を印刷して発行したり、自分のデザインのカードも作成できます。

店舗としてのメリットは、カードを発行した時点で、カードの額面分(マイナス、Squareの手数料)が店舗の口座に1営業日以内に入金されることです。
つまり、運転資金を消費者から先に集め、あとから商品販売を行うことが出来ます。
もちろん、先にお金を貰う分だけ、あとで「このギフトカードを使って買う消費者」に商品を販売するときには、お金は入りませんね。

ギフトカードの発行手数料は、1枚に付き$1.50、最低注文枚数は125枚。標準デザインに自店舗名を記入するなら、出荷までの日数は3日間。オリジナルデザインの場合には審査期間などを要し、出荷まで最低15日間の日数と、最低注文数500枚の条件があります。

つまり、個人事業者や小さな店舗でも、$1.50x125枚=$187.50、または、$1.50x500枚=$750.00(オリジナルデザイン)で、自分のお店のギフトカード(プリペイドカード)を作成して販売することが、出来るんですね!

極小店舗でも、大きなチェーン店と同じようにギフトカード/プリペイドカードを発行してプロモーションできるのは、ありがたいです。でも、カードを先に発行した分だけ、あとでちゃんと責任を持って商品やサービスを提供できないと、意味無いですね。

リンク:
【Square】Square Gift Cards
【Square】Order Square Gift Cards
【Engadget】Square merchants can now make their own gift cards - 2014年11月18日

SquareがIC型クレジットカードも読めるカードリーダーの予約注文受付を開始


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モバイル・クレジットカード決済のSquareが、IC付きクレジットカードも読めるカードリーダーの予約注文受付を開始しました。

昨年のディスカウント百貨店Targetのカード情報大量漏洩事件と、その後も止まらないアメリカ小売店チェーンのカード情報大量漏洩事件をきっかけとし、アメリカでも来年秋からIC付きクレジットカードの発行が予定されています。アメリカの小売店も、2015年秋からIC付きクレジットカードでの支払いを店舗で受け付けなければならなくなります。

これに伴い、SquareもIC付きクレジットカードも読めるカードリーダーの予約注文を受付開始したものです。
出荷は来年(2015年)春、コストは$29。
【Square】Square Reader for Chip Cards

“SquareがIC型クレジットカードも読めるカードリーダーの予約注文受付を開始” の続きを読む

Whole Foods Market、早くもApple Payを使った買い物が全体の1%。


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筆者もApple Payが始まったら、それを使用している場所を目撃しやすいのは有機食品スーパーWhole Foods Marketだと思っていました。商品の売価が高く、「毎日Whole Foodsへ買い物に通ったら毎月の給料が全部無くなる」という意味で「Whole Paycheck(毎月の給料全部)」とも悪口を言われているアップスケールのWhole Foods Marketの顧客は、(アップル製品を買う消費者層と同様、)(高い)販売価格を気にしないブランド忠誠心を持った顧客が多いからです。

Apple Payが2014年10月20日に始まって3週間になりますが、そのWhole Foods Marketでは既に全買い物トランズアクションの約1%がApple Payで支払われていることが、わかりました。これは、Whole Foods店舗387店舗(2014年7月現在)全体で一日約1万件の買い物になります。店舗数で割り算すると、1日1店舗平均で約25トランズアクションの買い物がApple Payで支払われていることになります。

“Whole Foods Market、早くもApple Payを使った買い物が全体の1%。” の続きを読む

ユナイテッド航空は国際線オンライン・チェックインでパスポートの写真をiPhone/アンドロイドアプリからアップロード可能に。


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現在、各航空会社とも国際線チェックインではパスポートの提示が求められ、自動チェックイン機ではパスポートの写真ページのスキャンが必要です。

本日アップデートされたiOSおよびアンドロイド版のユナイテッド航空アプリでは、パスポートの写真をアプリからアップロード出来、国際線のチェックインが24時間前からオンラインで出来るようになりました。

これにより、ユナイテッド航空国際線旅客も、アメリカ国内線と同じように出発予定時刻の24時間前からオンラインでチェックインが出来、当日、空港でチェックインの列に並ばずに搭乗出来ます。
預かり荷物は、専用カウンターでオンラインチェックイン記録またはeチケット記録(番号)、そして、パスポートを提示して、簡潔に行うことが出来ます。

Alibabaがアメリカ進出


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まもなくIPOを行うと見られている中国のオンラインショップ+インターネット企業、先週は杭州のサッカーチームまで買っちゃってるAlibabaが、本日、アメリカ向けオンラインショップをベータ版(招待オンリー)として開始しました。
アドレスは、
【11 Main】ホームページ


一般公開はまだですが、どんなお店になるのでしょう?
Amazon.comやebay.comに対抗できるのでしょうか?
アメリカ進出は、AlibabaがIPOしたら500億ドル規模で儲けられるという、孫さん/ソフトバンクの入れ知恵でしょうか?
それとも、アメリカ国内に多数住んでいる中国系アメリカ人を期待しているのでしょうか?
【11 Main】プレスリリース – 2014年6月11日

【Wall Street Journal】Alibaba Tackles Amazon, eBay on Home Turf – 2014年6月11日
【CNet】Alibaba heads into Amazon, eBay turf with 11 Main – 2014年6月11日
【Re/Code】Alibaba’s New U.S. Shopping Site Seems Like a Giant R&D Experiment – 2014年6月11日

レストラン予約アプリのOpenTableが、iPhoneアプリから食事の支払いも出来るよう、サンフランシスコ地域で実験中


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PC/iPhone/アンドロイド携帯から近所の加盟レストランの予約が出来るOpenTableが、iPhoneアプリから食事の支払いも出来るように、限定ユーザーと、特定のサンフランシスコの加盟レストランで実験中という発表が、OpenTableのブログで公表されました。
【OpenTable】Pay Your Check with OpenTable Mobile: Pilot Payment Program Launches in San Francisco – 2014年2月6日
【iMore】OpenTable will let iPhone users pay from their phone – 2014年2月7日

【OpenTable】ホームページ


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inMarket社が食品スーパーマーケット内でのiBeacon導入を開始


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食品スーパーのモバイルアプリを開発しているinMarket社
inMarketホームページ
は、食品スーパー内にiBeaconを複数個所に設置し、買い物客がその前を通ると、目の前に陳列されている商品のクーポンをスマホ画面に表示したりするシステムを、本日よりアメリカ国内で導入開始します。

最初に導入されるのは、Safewayのサンフランシスコ、シアトル地域、Giant Eagleのクリーブランド地域の店舗です。

店内に設置するiBeaconのサイズは25セント硬貨ほどのサイズ(あ、StickNFindと同じような構造か・・・)です。

inMarket社は既に買い物/クーポンアプリ(CheckPoints)/ポイント還元アプリの提供を行っており、買い物客はこのアプリをインストールしログインしておき、ディジタルクーポンや、買い物リストの構築が出来ます。inMarket社が開発したスーパーマーケット向けアプリCheckPointsは既に2000万台のスマホにインストールされていると発表されています。
 

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Office Depotが、iPod Touchを使った店内モバイル・レジを使用開始


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今日、郵便で届いたOffice Depotのクーポン葉書ではじめて知りましたが・・・

アメリカ文房具店チェーン第2位のOffice Depot(第3位のOffice Maxと合併手続き中。)が、アメリカの秋の新学年度開始前に、店内モバイル・レジを導入します。年内には全店舗に導入する予定です。
Office Depot gears up for back-to-school with mobile POS rollout – 2013年7月19日


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小売店における買い物客の屋内位置情報追跡システム活用例、現状(2013年前半)


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屋内のWiFiアクセスポイントとスマートフォンを利用した屋内位置情報システムの活用に関しては、以前、
インドアGPS(屋内位置情報)システムは、どんなアプリに役立つのか? – 2013年3月28日
で取り上げました。

屋内位置情報システムの現在の活用例に関して、ニューヨークタイムズ(NY Times)が2013年7月14日に総括的なレポート記事を発表しています。
NY Times:Attention, Shoppers: Store Is Tracking Your Cell – 2013年7月14日
FastCompany:Retail Stores Are Tracking You Like Crazy – 2013年7月16日

アメリカでカスタマーサービスの充実していることで有名な百貨店Nordstromは、2012年秋から2013年5月まで、店内の顧客の動きの分析を、店内の天井に取り付けられたビデオカメラと店内WiFiとで行いました。

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【リマインダー】2014年CES登録、オープン


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毎年1月上旬にラスベガスで恒例に開催される世界最大の家電ショー、CES(Consumer Electronics Show)は来年は2014年1月7日(火)~10日(金)の日程で開催されます。

その事前登録が始まりました。
● 2013年8月31日までに登録すると、登録料は無料になります。
● 2013年9月1日~2014年1月1日に登録すると、登録料は$100。
● 2014年1月2日~当日登録は、登録料は$200。

関係者の方、まだCESに行くかどうかわからないのなら、どうせ無料ですから、2013年8月31日までに登録しましょう。

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モバイルクレジットカード決済のSquareが、日本でも提供開始。


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モバイルクレジットカード決済のSquareが、日本でも提供開始します。アメリカ国外で初めての国で、日本が選ばれました。

もちろん、ネットさえ繋がっていれば、日本国内どこにいても、または、世界のどこにいても、iPhone、iPadやアンドロイド端末でお客様からのクレジットカードでの支払いが受けられるようになります。

タクシーの運ちゃん、お酒や米など配達人、出前のレストラン、出張サービスの仕事をしている人、旅行代理店などが旅行先でオプションやお土産パックの販売、・・・・、そういうことが可能になります。

使用例は、以下の記事を参照して下さい。
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日

・・・というのは当たり前のことなんですが、私はSquareは日本のビジネスにもっと大きな革命を与えると思います。

それは、Square日本のホームページにも書いてあるように、「ご利用1回につき、かかるのはスワイプ時の手数料3.25%のみ。銀行によっては翌営業日に、あなたの銀行口座へ振り込まれます。」(指定以外の銀行の口座だと、振込みまで1週間くらい掛かるらしい。)
Square日本語ホームページ

つまり、
1.これまでの店内カード決済端末を使ったクレジットカード決済と違って、クレジットカード決済を受けるために毎月の維持費が不要。
2.決済手数料が、5%ではなくて、3.25%。
3.銀行によっては翌営業日に、自分の銀行口座へ(手数料を差し引いた金額が)振り込まれる。
と言うことです。

日本の商習慣は「月末決済の、翌月末/翌々月末払い。」が多いですね。
筆者の情報がまだ古くなければ、クレジットカードに関しても、「25日締めで、翌月末店舗の銀行口座へ振り込み」というところが多いと思います。
それが、Squareを使うことによって、「お客様の支払いをカード決済して、翌営業日には自分の口座へ(手数料を差し引いた金額が)入金される」のですよ。つまり、現金とほぼ同じスピードで、お店にはお金が入るのです!

これは、クレジットカードや企業間取引が現在の「月末締め、翌月末払い」から、現金取引と同じスピードで行われる方向への加速になります。

店舗のほうはこれによりキャッシュフローが良くなり、資金の回転がしやすくなります。
小規模事業者や個人でもクレジットカード決済を受け付けて、現金と同じ資金回転速度で回していけるようになるのです。

筆者は、Squareのモバイル決済そのものよりも、この決済資金流通の速さが、日本の流通への革命になると思うのですが、どうでしょうか?

「テレビのドラマで見たドレスが、すぐ買える」GetThisアプリ


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テレビの番組で主人公が着ているドレス、持っているバッグ、などを欲しい~!、と思う人には待望のアプリ到来!

2013年3月4日リリースのiPadアプリ、「GetThis」は、アメリカABC放送の一部の番組(現在はScandal、The Carrie Diaries、Vampire Diaries)と組んで、番組の放映回(エピソード)を指定すると、その番組で出演者が身に着けた衣服やバッグ、ジュエリー類を画面に表示できて、即、購入できるというアプリ。
Slick new iPad app lets users buy the clothes they see on TV – 2013年4月23日

 

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アメリカのティーン(13-19歳)は、iPhoneがお好き


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投資銀行Piper Jaffrayが年2回行っているアメリカ十代(13-19歳)購買傾向アンケートの結果が2013年4月10日発表されました。
アンケートは、2013年3月1日~4月3日の期間にアメリカのティーン(13-19歳)5200人に、オンラインアンケート、または、10州では実際に学校に訪問してインタビューして得られたもので、平均年齢は16.3歳でした。
Piper Jaffray Completes 25th Semi-Annual “Taking Stock with Teens” Market Research Project - 2013年4月10日

これによると、アメリカのティーンの48%はiPhoneを既に持っている。(6ヶ月前の40%より増加。)
次に買う携帯は、スマートフォン、というティーンが91%。アップルiPhoneが60%、「アンドロイド携帯を買う」というティーンは21%。

51%のティーンは既にタブレット端末を所有。(6ヶ月前の44%より増加。)うち、アップルiPadが68%。

Facebookが毎日の生活の中で「大事」と答えたティーンは33%で、昨年秋の42%より減少。
しかし、自分が何を買うかの判断は、SNSの意見に影響されると答えたティーンは、女子が53%で男子が52%。最も影響力のあるSNSはFacebook、次いで、Twitter、Instagram。

ショッピングセンターで買い物するティーンは減り、オンラインショッピングするティーンが増えています。79%の女子/76%の男子が、オンラインショップを利用しているとのこと。ティーンの使う出費の約18%は、オンラインショッピングで支払われるそうです。
映画のレンタルも、46%はNetflixなどのオンライン・ストリーミングアカウントでの購入。音楽もオンライン購入が多く、22%がPandoraアカウントを使っているとのこと。

ショッピングは、好きなブランドやラベルをディスカウント・オンラインショップやアウトレット・オンラインショップで購入するのが、トレンドだそうです。

【アメリカ】スターバックス・アプリで、毎週、有料音楽や有料アプリを無料でダウンロード


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アメリカ(カナダも?)スターバックスでは2011年より、毎週、店内に訪問したお客さんが、写真のような無料カード(通常、レジの前などに置いてある)を持って帰り、自分のiPhone/iPad/iPod Touchや、PC/MacのiTunesプログラムから、無料で有料音楽や有料アプリをダウンロードできるサービス、「Starbucks Pick Of The Week」を行っています。
新しい「無料ダウンロード」アイテムは、毎週一つ発表されます。ダウンロードする期間は、約3ヶ月間に設定されています。

 

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スーパーでスターバックスのコーヒー豆を買うと、My Starbucks Rewardsロイヤリティ・ポイントになる。


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出張や、その準備でタイミングちょっと逸したのですが・・・

USA Today紙が報告するところによると、アメリカStarbucksは2013年5月より、Starbucksのコーヒー豆(グラウンド・コーヒー)などのStarbucks商品を食品スーパーなどで購入した場合に、その商品をStarbucksのロイヤリティ・プログラムであるMy Starbucks Rewardsポイントに加算できるようにします。
Earn Starbucks loyalty points beyond cafes – 2013年3月20日

現在、アメリカStarbucksでは、プリペイドStarbucksカードやStarbucksギフトカードでStarbucksコーヒーの支払いをすると、My Starbucks Rewardsプログラムにポイントが加算されます。リチャージ可能なプリペイドStarbucksカードや、Starbucksギフトカードは、使用前に自分のMy Starbucks Rewardsプログラムにカード番号を登録します。また、iPhone Passbookでスマホ版のプリペイドStarbucksヴァーチャルカードを使用して支払うことも出来ます。

Starbucks店舗に行った際に登録したプリペイドStarbucksカードやStarbucksギフトカードを使用して支払うと、My Starbucks Rewardsポイントが1ポイント(1スター)追加され、を12ポイント貯めると、コーヒーやペイストリーが一個無料で貰える・・・という仕組みです。
更に、年間に一定の訪問回数を続けると、誕生日に無料でコーヒーが飲めたりできます。

StarbucksはこのMy Starbucks Rewardsロイヤリティ・プログラムの対象に、食品スーパーなどで販売しているStarbucks商品を加えるものです。

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WalmartのScan & Go iPhoneセルフチェックアウトシステムが、200店舗に拡大。


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「WalmartのScan & Go iPhoneセルフチェックアウトシステムが、200店舗に拡大。」
Walmart adds iPhone scan-and-checkout feature to 12 more markets – 2013年3月20日

・・・それはそれで、だからどうなの?

Walmartは全米で4000店舗、世界で9000店舗あるそうなので、そのうちの200店舗とはまだ少ないものの、それでも前回発表のScan & Go採用店舗70店舗から、200店舗に増えるということは、もう、Scan & Goがただの「(試験的)トライアル」ではなく、実際に実用可能性を認められて段階的拡大時期に入ったと見てよいでしょう。

おととい明らかになったこのニュースに関しては既に幾つかのサイトが日本語で紹介しているので、筆者は敢えて他のサイトが紹介しているニュースを書くつもりは無かったのですが、それらの紹介記事の中で細かいところで間違った記述があったので、書かせていただきます。

Scan & Goチェックアウトの詳しい手順は前の紹介記事
Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大 – 2013年2月22日
を見て欲しいのですが、他の日本語解説記事で間違った説明をしている以下の点を、2つ取り上げたいと思います。

“WalmartのScan & Go iPhoneセルフチェックアウトシステムが、200店舗に拡大。” の続きを読む

Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大


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アメリカでは約1年位前から一部の食品スーパーで買い物中にiPhoneやスマートフォンでバーコードをスキャンし、セルフレジで瞬間的に清算するシステムが試験運用中です。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日

昨年(2012年)秋にWalmartもこれを本社に近いアーカンサス州の店舗で、社員や店員やその家族を中心に実験を開始したことを、このブログでも紹介しました。
Walmartも「買い物中に購入商品をiPhoneでスキャンしてセルフチェックアウトする」実験中 – 2012年9月1日

その後、Walmartはサンホセ、ポートランドの一部店舗と、アトランタ周辺の複数の店舗でもこのScan & Go試験運用を行ったようですが、このたび約1週間前、コロラド州デンバー周辺の40店舗にScan & Goが可能になるセルフチェックアウト端末を設置し、広域テストを行います。
Wal-Mart expands self-checkout in stores via its iPhone app – 2013年2月20日

買い物客はWalmart店内で買い物中に、iPhoneにインストールしたWalmartアプリで商品のバーコードを一個一個スキャンしていきます。

 

“Walmartの「買い物中にiPhoneでバーコードをスキャンして、セルフチェックアウト」(Scan & Go)がデンバー周辺40店舗にトライアル拡大” の続きを読む

全米文具店チェーン業界第2位のOffice Depotと、第3位のOffice Maxが、合併に合意。


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PC、ディスプレイ、プリンター、タブレットなども販売しているアメリカの文具店チェーン、売り上げベースで業界第2位(直近四半期売上げ26.93億ドル)のOffice Depotと、第3位(直近四半期売上げ17.45億ドル)のOffice Maxが、本日2013年2月20日(現地時間)、合併に同意しました。
Office Depot to merge with OfficeMax in stock deal valued at $1.17 billion – 2013年2月20日
Office Depot, OfficeMax to merge – 2013年2月20日

アメリカの文具業界は売上げ第1位(直近四半期売上げ63.53億ドル)のStaplesに対してOffice Depot/Office Maxともに苦戦しており、リーマンショック後の2009年3月9日のニューヨーク市場株下落以降、Office DepotおよびOffice Maxの今後の経営方針や戦略が注目されていました。

2008年~2012年各チェーン四半期毎の売り上げグラフ:

 

“全米文具店チェーン業界第2位のOffice Depotと、第3位のOffice Maxが、合併に合意。” の続きを読む

Walmartも「買い物中に購入商品をiPhoneでスキャンしてセルフチェックアウトする」実験中


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1ヵ月半ほど前に、シアトル周辺の食品スーパーが買い物中に購入商品をスマートフォンでスキャンして、セルフチェックアウトする実験を、1店舗から、5店舗+1ホームセンターに拡大したことを、ここのブログに書きました。
スーパーで買い物中にスマフォで購入商品のバーコードをスキャン ⇒ セルフ・レジ(チェックアウト)をスピードアップ – 2012年7月22日

このシステムは、買い物中に店内で購入商品のバーコード(UPCコード)を一個ずつスマートフォンのカメラでスキャンし、買い物が終了したら、専用のチェックアウト端末でそのスマートフォンと同期すると、事前に登録してあるクレジットカードで決済が瞬時に出来る、というシステムです。

本日、ロイター誌は、Walmartも同様の「Scan & Go」セルフ・チェックアウト・システムを、今週初めにアーカンソー州Rogersの本社建物近くのWalmart スーパーセンター店舗で、iPhoneを所有している社員を対象に開始した、と報道しています。
Exclusive: Walmart tests iPhone app checkout feature – 2012年8月31日

店内でスキャンした購入商品は、専用セルフチェックアウト端末で専用iPhoneアプリから購入データがトランスファー(同期)され、その後の支払い手順は通常のセルフチェックアウト端末のようにクレジットカードか現金で行われるようです。

そして、そのテストは拡大され、社員に「家族や友人」にも伝えて、テストに参加してもらうように呼びかけているようです。
Walmartはこのテスト運用のため、参加者に1時間の説明会に参加してもらい、その参加時間の代償として$100を支給、そして、テストで使用するために$25のギフトカードを参加者に配ったようです。

Walmartはアメリカ国内の全てのWalmart店舗を合わせて、1秒当たり1200万ドルのレジ職員への給料を支払っており、レジでのチェックアウト・プロセスの短縮化は、大きな経費削減に繋がります。
 
 

なお、同様の「Scan & Go」システムは既にアメリカ北東部のチェーン店、「Stop&Shop」で昨年2011年1月から商用として実現されており、そのソフトを開発した会社、Modiv Media社は今年2012年5月1日、大手マーケティング会社で大手食品スーパーなどチェーンのマーケティングを手がけるCatalina Marketing Corp. に買収されています。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日

オーストラリアのスーパー、Woolworthsが店長890人にiPadを配布


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オーストラリアで864店舗(Wikipediaによる)を展開する食品スーパーのWoolworthsは、全豪の890人の店長(Store Manager)に3G通信対応のiPadを配布し、店長業務の補助を行っています。
Woolworths deploys 890 iPads for ‘happier’ store managers – 2012年8月21日

Woolworthsは12ヶ月前に90ヶ所の店長を対象にiPad使用試験プロジェクトを実施し、成功を収めたので、2012年8月17日からオーストラリアの全店舗でこれを採用することになりました。

 

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デルタ航空が自社ハブ空港のひとつ、ミネアポリス空港のコンコース内3レストランに、250台のiPadを配置


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最近、世界の航空会社のiPad活用が目立ちます。
● パイロットの機内持ち込み書類と、離陸前チェックリストやイン・フライト・マニュアル・チェックを、全てiPad化して、パイロットが機内に持ち込む書類類を軽量化しようという動き
United Continental replacing pilot manuals with iPads – 2011年8月23日
Airbus to launch electronic flight bag iPad apps for pilots – 2012年7月11日

 

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iPadを使った食品スーパーのレジ(POS)システム、ピッツバーグのスーパーが試験運用


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アメリカ、ペンシルバニア州ピッツバーグの自然食品スーパーマーケットMarty’s Marketは、
Marty’s Market ホームページ

 

Revel Systems社(サンフランシスコ本社)のiPadを使った食品スーパーPOSシステムの試験運用を5つのレジ(チェックアウト)レーンで始めました。
Revel Systems ホームページ

Revel SystemsのiPad店舗(POS)システムは、これまでレストランやランチ・トラックなどで利用されてきました。

同社は今回、iPadにテーブル(バーコード)スキャナー、計量機、レシートプリンター、クレジットカードスキャナー、キャッシュドロワーを独自の専用Revelルーターを介してワイヤレスで統合し、食品スーパー向けのPOSレジシステムを開発したものです。このシステムは、2012年7月28日から8月1日までラスベガスのMandalay Bay Resort & Casinoで開催されたRetailNow 2012 Expoでも「The innovative solution award」を受賞しています。
RetailNOW 2012 awarded Revel Systems iPad POS “The innovative solution award” for POS - 2012年8月1日


 

このスーパーマーケット iPad POSシステムは、2012年8月21日に正式に一般リリースされ、Marty’s Marketが最初に試験運用するものです。
Revel Systems Brings iPad Cash Register To Supermarket Industry With Launch Of Grocery iPad Point-Of-Sale System - 2012年8月21日

Marty’s Market Pilots iPad POS System - 2012年8月21日

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PayPal Hereを使ってみました。


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2012年3月15日に発表されたPayPal Here
PaypalがiPhone/アンドロイド端末で使えるPaypal Hereクレジットカード決済システムを発表 – 2012年3月22日
は、この分野の先駆的企業Square
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日
を追従して、iPhone/iPad/アンドロイド携帯でクレジットカード決済を行うシステムですが、当初は限られたマーチャントしか使用できませんでした。

その後、制限が解かれて、全てのPayPalマーチャント(課金する側)が使用できるようになったようです。
筆者自身もこの日を待っていたのですが、もっと早くにリーダーを注文して、一般に使えるようになってすぐにPayPal Hereを使う機会は、逃してしまったようです。

たまたま、近々、クレジットカード決済が必要だったこともあって、「どうせならPayPal Hereが使えたら、それを使ってみよう(いつもはSquareを使っています。)」と思い、iPhoneのPayPalアプリを開いたら、カードリーダーが注文できるようになっていました。

そこで、早速、注文しました。
iPhoneのPayPal Hereアプリから2012年8月16日夜にPayPal Hereに加入して、カードリーダー(無料)を注文し、ちょうど1週間後の2012年8月22日にUPS(宅配便)で到着しました。

 

ちなみに、この日のために筆者は既に持っていたPayPalの口座に、課金も出来るようにして、2012年3月から準備をしていました。

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Burger Kingがモバイル・ペイメントをソルトレイクシティで実験中。


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先日、ダンキン・ドーナッツがiPhone/アンドロイド携帯でのモバイルペイメントを開始したことを書きました。
Dunkin’ DonutsがiOS/アンドロイドアプリで、支払いも可能に。 – 2012年8月17日

同社は2011年1月のStarbucksに続いて、アメリカ国内で2チェーン目にモバイル・ペイメントを始めた、とされています。
Starbucks Starts Accepting Mobile Payments Nationwide – 2011年1月18日

他のチェーン店も現在、モバイルペイメントの試験運用中です。

ハンバーガーチェーン店Burger King(バーガーキング)は、2012年6月13日からユタ州ソルトレイクシティ周辺の約50の店舗でモバイルペイメントの試験運用中です。
Burger King Corp. Teams with Firethorn Mobile for Mobile Payments Pilot – 2012年6月13日

Burger Kingのアプリは現在、iPhone AppStoreからダウンロードできます。
 
 


 

このアプリを実際に体験した記事が以下に公開されました。
Testing out Burger King’s Mobile Payment Program – 2012年8月

“Burger Kingがモバイル・ペイメントをソルトレイクシティで実験中。” の続きを読む

2013年、Paypalがお店での支払いに使えるようになる。


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Paypalは本日(現地2012年8月22日)、Discoverクレジットカード会社と共同プレスリリースを発表し、現在、アメリカ国内でDiscoverクレジットカードでの支払いを受け付けている700万以上の商店・レストラン・ビジネスで、2013年からPaypalでの支払いを可能にする予定であることを、発表しました。
PayPal and Discover to Bring PayPal to Millions of In-Store Locations – 2012年8月22日
PayPal and Discover partner for payment service that works with existing equipment – 2012年8月22日

これにより、現在Paypalに登録している世界の1億1300万人のユーザーの内、5000万人以上のアメリカ国内ユーザーは、そのアカウントでアメリカ国内の街中の百貨店やスーパーマーケットやレストランで支払いができるようになります。

さらに、将来的には米国外にもPaypalの実店舗での支払いを拡大していく可能性を持っています。

※ Discoverクレジットカードは日本のJCBクレジットカードと提携しており、アメリカのDiscoverクレジットカードを受け付けるお店は、店内表示が無くとも、JCBカードを受け付けられるお店が多いです。

支払いの実際の方法や手順に関しては今回の発表では詳細に述べられていませんが、Paypal支払い受付のためにお店側の端末やシステムの変更は、一切不要だとプレスリリースでは発表されています。

オンライン専用支払いアカウントであるPaypalが、ブリック&モルタル店舗での使用にも対応するのは、予想外の動きです。

生鮮野菜・果物のトレーサビリティ:スマフォでバーコードをスキャンして、生産者と食の安全を知る。


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「生鮮野菜・果物のトレーサビリティのシステムを構築している会社が、2400万ドルの投資を受けた」というニュースが目に付き、
Food Traceability Solution Provider YottaMark Receives $24 Million – 2012年8月16日
「なにそれ?」と思って、早速近くのスーパーに行って実態を見てきました。

このシステムを構築している会社は、YottaMark Inc.というカリフォルニア・シリコンバレーにある会社で
YottaMark Inc. ホームページ
「HarvestMark」と言うトレードマークで、野菜のパッケージにHarvestMarkコードが書き込まれており、
HarvestMark ホームページ

そのコードを手入力するか、QRコードをスキャンすることで、その野菜の生産地や出荷日が分かると言うものです。

 

入力はPCを使ってインターネットで手入力するか、スマートフォン(iPhone、アンドロイド)で専用アプリを使ってバーコードをスキャンします。

HarvestMarkの生鮮野菜・果物トレーサビィティ・システムを使用した野菜はKrogerの全米チェーンスーパーの店舗で販売されており、300の生鮮野菜・果物の集荷・出荷企業で、カナダからアルゼンチンまで4000以上の農場で生産されている野菜に使用されています。

早速iPhoneアプリをインストールし、近所のKrogerスーパーに出かけてみました。

 

“生鮮野菜・果物のトレーサビリティ:スマフォでバーコードをスキャンして、生産者と食の安全を知る。” の続きを読む

Dunkin' DonutsがiOS/アンドロイドアプリで、支払いも可能に。


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コーヒーとドーナッツのチェーン店、Dunkin’ Donuts(ダンキンドーナッツ)が、今日リリースしたiOS/アンドロイド版の同社の初めてのアプリで、お店の場所を地図で検索したり、メニューをチェックしたり、できるようになりました。
Dunkin’ Donuts : New Dunkin’ Mobile App

 

 
 

それだけならどこのチェーン店レストラン/コーヒーショップにもあるようなアプリですが、・・・

Dunkin’ Donutsのアプリは、Dunkin’ Donutsギフトカード/プリペイドカードで、お店の支払いをモバイルアプリで支払えるようになります。
Dunkin Donuts gets into the mobile payment game – 2012年8月16日

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LightSpeed for iPad、RetailNow 2012 ExpoでベストPOSアプリ賞受賞


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2012年7月28日から8月1日までラスベガスのMandalay Bay Resort & Casinoで開催された、The Retail Solutions Providers Association (RSPA) 主催の小売業技術関連の業界コンフェレンス&展示会、RetailNow 2012 Expo、で、LightSpeeed社のiPad用POSアプリ、「LightSpeed for iPad」が第5回Annual Innovative Solutions Award in the Software Application部門で優秀賞を獲得しました。
LightSpeed for iPad wins award for innovative point-of-sale platform for retailers – 2012年8月2日

このiPad(iPhone、iPod Touch)用POSシステムは、店内で店員がiPadを使って、お客さんに店内展示されていない商品をiPad画面で説明したり、バックルームの在庫をチェックできるほか、その場でクレジットカード決済を行い、iPadでお客さんの署名を貰い、領収書をお客さんのEメールに送ったり、店内のプリンターでワイヤレスに印刷することも出来ます。

 

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スーパーで買い物中にスマフォで購入商品のバーコードをスキャン ⇒ セルフ・レジ(チェックアウト)をスピードアップ


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2ヶ月前にModiv社(Catalina Marketing Corp.が買収)が「Stop & Shop」チェーンで実用化している、スマフォで購入商品のバーコードをスキャンして、チェックアウトするシステムを紹介しました。
スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。 – 2012年5月3日

同社の2011年1月段階でのセルフ・チェックアウト(当時は、専用ハンド・スキャナーを使用)風景は、こちらの記事の中でも紹介しました。
食品スーパーSafewayのディジタル・クーポンが、全米展開 – 2012年7月20日

同じように「スマートフォンで買い物中に購入商品のバーコードをスキャンし、レジ清算(支払い)を簡素化(スピードアップ)する」システムがワシントン州シアトルの会社QThruにより開発され、ワシントン州Snoqualmieの独立系スーパー、IGA Ridge Supermarket、で6ヶ月間のパイロット運用が成功のうちに終了しました。
Progressive Grocer : Top Stories » Headlines » Technology : WA Grocer Pilots Mobile Checkout Solution – 2012年7月5日
Puget Sound Business Journal : Seattle startup Qthru lets you skip the grocery store checkout line – 2012年7月6日
nibletz : Skip The Grocery Checkout Lines & More With Seattle Startup: Qthru – 2012年7月8日

QThru ホームページ

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食品スーパーSafewayのディジタル・クーポンが、全米展開


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アメリカでWalmartに次ぎ、Krogerと2位・3位を競う食品スーパーチェーン、Safewayがディジタル・クーポンをシアトル・ポートランド地域で2012年5月18日に始め、
Safeway Launches Just for U Digital Savings in Portland and Seattle – 2012年5月18日 Progressive Grocer誌オンラインニュース
急速に全米に広めています。

筆者が住んでいるコロラド州デンバー周辺では、2012年6月20日の週ごろから、Safeway「Just for U」プロモーションが始まりました。

 

アメリカの全米チェーン食品スーパーマーケット(Safeway、Kroger、Albertson【Albertsonは会社更生法適用後、2006年に投資グループに売却されて以来は、会員カード廃止】、など)は、2000年ごろに無料の「会員カード」を発行し、「そのカードをレジでスキャンしないと、特売価格が適用されない」ことで、強制的に買い物客が「会員カード」に加入することを推奨し、買い物ごとに毎回会員カード(会員番号)をスキャンすることで、その買い物客の購買動向(POSデータ)を収集してきました。(このカードをレジでスキャンしないと、買いたい商品が特売中であっても、特売価格では商品が買えないのです。)

 

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VeriFoneがモバイル決済端末、SAILを発表


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日本ではようやくPayPalがソフトバンクと合弁でモバイル決済端末Paypal Hereを1年以内に導入すると2012年5月9日に発表しましたが、アメリカでは既にSquareが2010年ころから、Paypalは2012年4月から選択的に(まだ誰でも加入できるわけではない)、モバイル決済端末が使えています。

筆者も昨年(2011年)2月からSuareを使用し始めており、
iPhoneでクレジットカード決済-Square – 2011年2月1日

Paypal Hereも、Paypalアカウントがあることから、可能であればすぐにでも申し込みしたいと思っていますが、小口アカウントの筆者にはまだ加入資格はありません。
PaypalがiPhone/アンドロイド端末で使えるPaypal Hereクレジットカード決済システムを発表 – 2012年3月22日

アメリカで小売店舗の固定クレジットカード決済端末の大手メーカーは、VeriFoneと言う会社になります。
VeriFoneはアメリカのクレジットカード決済端末メーカー業界では、「既成勢力のジャイアンツ(巨人)」と考えて良いと思います。

そのVeriFoneが、2012年5月8日から10日までニューオリンズで開かれるCTIA Wireless 2012を前に、同社もSquare/Paypalに対抗してモバイルクレジットカード決済端末を導入することを発表しました。
VeriFone outs Sail mobile payment system, gives Square the evil eye – 2012年5月8日
Hands-on with SAIL, VeriFone’s Mobile Payment Card Reader – 2012年5月9日

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アメリカのAmtrakは、車内検札にiPhoneを使用


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アメリカの連邦政府が保有して独立採算で運営されいている、アメリカ横断・東海岸縦断・西海岸縦断の旅客鉄道、Amtrakは、2011年11月から一部の路線での車内での検札に、特別スキャナー・ケース付きiPhoneを使用し、車内検札と空席管理を行っています。
NY Times - Technology Section : Amtrak Enlists iPhones as a Service Tool – 2012年5月6日

今年(2012年)の晩夏までにはAmtrak 1700人の車掌全員が、iPhoneで車内検札を行うようになります。

これにより、現在航空会社では既に行われているように、Amtrakの利用客は自宅でPC/プリンターでバーコード付きの乗車券を印刷したり、スマートフォンの画面に乗車券のバーコードを表示して、それを見せることによってAmtrakへの乗車が出来て、車内検札が受けられます。

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Facebookの「いいね(Like)」数を、リアルタイムで実店舗で商品ごとに表示


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最近、企業がマーケティングの為にFacebookを利用することは多くなっていますが、そのFacebookのインターネットマーケティングを、リアルタイムで実店舗にリンク(同期)させよう、という発想です。
Real-time Facebook ‘likes’ displayed on Brazilian fashion retailer’s clothes racks – 2012年5月26日

ブラジルの衣料専門店、C&Aの例ですが、「C&A Fashion Like (C&Aファッション・いいね)」と名付けられたキャンペーンは、

 

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上海ロータススーパーマーケットのWiFiタブレット付きショッピングカート


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特に記事内容は無い・・・というか、ここ数日書いてきた流通ニュースと実質的内容はそんなに変わらないのですが、この写真だけ紹介したくて・・・

上海ロータススーパーマーケットで、SKテレコムとの共同試験プロジェクト:WiFi付きタブレットが取り付けられたショッピングカート。店内を移動中に商品の位置を調べられたり、通過する商品棚によって、その近辺の商品割引情報がタブレットで見られる。

個人所有のスマフォのアプリとも情報の同期が出来る、そうです。

ソース:
A retail revolution: How tablets are transforming brick-and-mortar commerce – 2012年4月30日
Chinese supermarket trialling WiFi-enabled tablet PC-equipped shopping carts – 2011年7月28日
SK Telecom Launches Pilot Test for Smart Cart in China – 2011年7月28日
 
 

通信関連半導体製造メーカー、Broadcomが、屋内でも位置が正確にわかるGPSチップを開発しているというお話を10日ほど前にツイートしましたが、
“Indoor GPS” may soon be a reality for many smartphone owners – 2012年4月25日
これが搭載されたスマートフォンが販売されて増えてくると、前もって買い物リストをスマートフォンに入力しておき、店内を歩くとアプリが勝手に買い物リストを商品陳列順に並べ替えてくれて、「この商品は、この列の右側で5メートル先」とかスマフォが案内してくれて、買い物が効率的に店内で迷わず出来て、買い忘れが無くなるのかな。
更に、買い物履歴をリアルタイムでアプリが勝手に探してくれて、「2週間前に買ったナントカ(ブランド)のスパゲッティーソースは、この先5メートル左側。今週はバーゲンで$0.50安い。」とか、買い物提案もしてくれるようになるのかな。

店内のロケーション・ベースのアプリも、そんなに遠くない将来に作れそうです。

スーパーで買い物中にスマフォでバーコードをスキャン⇒買い物合計が判って、関連クーポンが画面に提案される。


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最近、小売業でのモバイル通信技術利用の話題を続けて取り上げていますが、iPhone/アンドロイド携帯やタブレット端末をいじるのは筆者の趣味。
日米携帯事情の違いを記事にするのは、筆者のおせっかいと、「日米間で移動する人たちが、(他のネットサイトで記述されている)間違った情報を信じない」為の啓蒙かつボランティア活動。

筆者の本来の興味は、ITの小売・流通分野 B-to-BとB-to-Cでの利用です。

これまでこの分野では話題が少なかったのですが、なんか一気に話題が増えてきたような気がします。、

今日の話題は、モバイルの食品スーパー・ショッピング・アプリ技術で最先端を行くModiv Media、Inc.(ボストン本社)が、店内レジを通してメーカーの商品マーケティング技術をスーパー各社に提供しているCatalina Marketing Corp. (フロリダ、タンパ近辺のSt. Petersburg本社)に買収されて、その手続きが完了したというニュースが昨日流れたので、
Catalina Acquires Modiv Media - 2012年5月1日
それを機に、Modiv Mediaのアプリで何が出来るのか、調べてみました。
Modiv Mediaホームページ
Catalina Marketing Corp.ホームページ (日本支社有り。)

なお、現状ではModiv Mediaのアプリは「Stop & Shop」ストアに限られていますが、Catalina Marketing Corp.は既に多くのスーパーの店内プロモーション/レジでの個別カスタマイズされたクーポン印刷で導入されている為、Modiv Mediaのアプリは今後他の食品スーパーでも近いうちに導入されてくるでしょう。

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アメリカの小売店は、アップルストアのようなモバイルPOS(mPOS)を欲しがっている


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少し前にイギリスの衣料チェーン店のiPad活用事例を
iPad in Business/iPhone in Business (ビジネスにもiPadを/ビジネスにもiPhoneを) – 2012年4月22日
で紹介しました。

今回、モトローラ・ソリューションズ(Googleが買収するモトローラの部門ではありません。)の調査によると、アメリカの小売業界、ホテル業界、そして、フィールドサービス(現場修理)分野では、現在使用中の固定POSシステムを、『アップル・ストアで使っているような』モバイルPOSシステムに置き換えようという計画を持っています。

アップルは、アップルストアでiPhoneをPOS端末として使用していますが、その前はWindows CEを使ったシステムを使っていました。

現在既に、VerizonストアではHPのWindowsタブレットPCを持って、店内でスタッフが客に伴って回り、客が実際の携帯端末などをショールーム内で見て触りながらどの携帯端末を購入するかを決める判断の補助を行っています。
客が携帯端末を選択し、在庫を確かめ、注文を決断すると、お店のスタッフはそのタブレットPCをドックステーションに繋げ、最後の決済を行っています。

一部のハイヤットホテルでは宿泊客のチェックインをタブレット端末で行うことが出来、チェックイン時に長い列が出来た場合には、ホテルの他のスタッフが列に並んだ客のチェックイン手続きをその場で行うことが出来ます。

今回のモトローラ・ソリューションズの調査によると、36%の調査対象小売業はモバイルPOSへの移行を望んでいます。

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レストラン内でiPhone/アンドロイド携帯で注文合計が見られて、決済も出来る、T.G.I. Fridays


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アメリカのレストランチェーンのT.G.I. Fridaysのお話。

通常、レストランの携帯アプリは、レストランの所在地を地図で調べたり、メニューを携帯画面で見る程度まで。

T.G.I. Fridaysは更に一歩進み、iPhone/アンドロイド アプリの画面に出る5桁のコードをウェイターに伝えると、ウェイターがレストラン内のシステムにそのコードを入力してくれて、レストランの注文システムと、iPhone/アンドロイドのアプリが同期できるようになっています。

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iPad in Business/iPhone in Business (ビジネスにもiPadを/ビジネスにもiPhoneを)


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アップルのオンラインサイトに、「iPad in Business (日本語ページ:ビジネスにもiPadを)」、「iPhone in Business (日本語ページ:ビジネスにもiPhoneを)」セクションが追加されました。

英語サイト:
iPad in Business
iPhone in Business

日本語サイト:
ビジネスにもiPadを
ビジネスにもiPhoneを

特に、iPadを業務で使っている事例集が興味を引きます。

iPad in Business:Profiles
ビジネスにもiPadを:導入事例

アップルがこれから業務の世界でもiPad/iPhoneの浸透に力を入れて行こうという姿勢が、感じられます。

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アメリカのVISA/マスター/AMEXギフトカードを使ってみた(日本から使えるか、検証)


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目次:
説明・・・このページ
VISA/MasterCard/AMEXギフトカードの購入・・・このページ
ギフトカードの登録・・・ページ 2
ギフトカードの使用(1):iTunesで使用・・・ページ 3
ギフトカードの使用(2):プリペイド携帯(Virgin Mobile USA)のトップアップに使用・・・ページ 4
ギフトカードの使用(3):オンラインショップWalmart.comにギフトカードを登録・・・ページ 5
結論、注意事項・・・ページ 6


 

アメリカの食品スーパーには、色々なナショナルチェーンのレストランや小売店やオンラインショップで使えるギフトカードが売っています。

その中には、下の写真のようにVISA、MasterCard、AMEXのギフトカードもあります。

これらのギフトカードは、名前や住所の登録無しに使えるのでしょうか?

もし使えるとしたら、「アメリカで発行したクレジットカード」しか受け付けないプリペイド携帯の支払いや、アメリカのオンラインサイトの支払いとして、また、アメリカiTunesやAppStoreの支払いとして、アメリカ国外からでも使えて、便利でしょう。

そこで、このギフトカードの使い方を検証してみることにしました。

“アメリカのVISA/マスター/AMEXギフトカードを使ってみた(日本から使えるか、検証)” の続きを読む

iPhoneでクレジットカード決済-Square


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目次:
カード番号を手入力して課金・・・このページ
クレジットカードをスキャンして課金・・・ページ 2
現金取引の記録と、ペーパーレス領収書をメールで発行・・・ページ 3


 
iPhone/iPadでクレジットカード決済(マーチャントとして・・・)が出来る端末、Squareに登録しました。
アンドロイド端末でも使用可能だそうです。

決済代行会社は、Squareと言います。
http://squareup.com/

これまでのクレジットカード決済端末は、こんな感じ

で、常時、(固定)電話回線に繋げていなければなりませんでした。

月々の維持費も最低約$40取られて、クレジットカード決済の頻度が少ないビジネスでは、年間約500ドルと言う、馬鹿にならない経費を要求されます。

それがSquareを使えば、月々の最低維持費が無料でクレジットカードの決済が出来ます。
Squareで決済できるのは、2011年2月7日現在は、米国で発行されたVISA/Master Card/Amex/Discover Cardに限ります。 米国外発行のカードには、未対応です。(・・・とSquareのページには書かれています。実際に試してみたいとは思いますが、まだその機会がありません。)

追記(2011年9月6日):いつからか解りませんが、2011年9月初め現在、米国外発行のクレジットカード(例:日本発行のクレジットカード)でも、海外対応クレジットカードであればSquareで決済できるようになりました。(確認済み)

アップルストアで買い物をしたことがある人は、店員がiPhoneのケースにお客さんのクレジットカードをスワイプして処理しているのを、見たことがあるかもしれません。

このSquareは物理的にはそれと同じような仕組みで、しかも、クレジットカード決済のボリュームが少ない小規模小売店や、更には個人ビジネスの人にも、毎月の固定経費が無く使えるようにした仕組みです。

* インターネットさえ繋がっていれば、Squareで日本で課金することは可能ですが、Squareと連結する店舗側(課金する方)の入金口座は現在のところアメリカの銀行口座しか取り扱っていません。

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Mobile Retailing Blueprint 2.0 : アメリカ小売業のモバイル世界への対応


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アメリカの小売業組合(National Retail Federation、NRF)は、
http://www.nrf.com/
携帯電話などモバイル機器を利用しての今後の消費者およびサプライチェーンのモバイル化に対応するために、昨年から「Mobile Retail Initiative、MRI」と言うイニシアティブを設立して、技術動向の取りまとめ、業界ニーズの明確化、業界と消費者の傾向スタディーなどを実行し、その結果を初版「Mobile Retailing Blueprint」で2010年7月に発表しました。

このたび(2011年1月4日)、「Mobile Retailing Blueprint 2.0」がまとめられ、一般公開されました。
185ページに渡るPDF報告書は、こちらのNRFのサイトからダウンロードできます。
http://www.nrf.com/modules.php?name=Pages&op=viewlive&sp_id=1332

MRI は、NRFのIT標準化部門(ARTS)、デジタルコンテンツ部門(Shop.org)、マーケティング部門(RAMA)、NRFのCIOカウンシルの共同作業により、小売業においてマーケティング、企業間提携業務、内部オペレーション業務などをモバイル機器を導入して効果的に行う為のガイダンスを提供することを目的としています。

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iPadマーチャンダイジング・フィールド・フォース・ツールがデビュー


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iPadマーチャンダイジング・フィールド・フォース・ツールがデビュー

ウェブ型店舗運営管理、ウェブデータ収集、店舗監査ツールのソフトウェアを開発しているComputer Resource Center, Inc., が、これらのツールをiPad用に提供開始し、小売店はこれらのマーケティング・サービス・ツールを従来のバック・オフィスから、新たに店舗フロア現場でも使えるようになった。

VelociTRACKER 小売業ツールセットは、買い物客が店内にどの商品を見つけられなかったか(棚に陳列されていなかったため)、 という重要なデータを、本部からのPOSデータを基に店舗内担当者に提供してくれ、さらに、本部にこれらの顧客需要データを送信する。

このツールは棚スペースの売上最大化に役立つだけでなく、棚への商品リストックの作業コストの管理にも貢献する。店舗管理者は、どの外部業者が商品のリストックに来店する予定か、あるいは、現在来店中か、をスケジュール管理で知ることができるし、来店時の作業予定も知ることができる。店舗管理者はこの情報をもとに自店従業員の作業やスケジュールを外部業者の予定に合わせることができ、外部業者の作業内容を作業中にモニターすることができる。

このツールは、以下の目的にも役に立ちます:

* 業者の店舗訪問頻度と訪問時間のコンプライアンス管理
* 特売(プロモーション)や特別プログラムの実行管理
* 品切れ管理
* 店舗納品場所関連情報公開
* バックルーム管理と、裏口(納品出入口)出入管理と情報提供
* 来客者のアンケート・意見データの収集
* DSD(Direct Store Delivery、業者からの直接店舗配送)の最適化

Computer Resource Center 社はジョージア州カミングス市に本社があり、小売業および消費者向けパッケージ製品製造業を対象に、オンデマンド型のサプライチェーン実行ソフトウェアを開発しています。

出典:
Progressive Grocer ディジタル・ニュース・フィード 2010年11月30日

筆者追記:
Computer Resource Center, Inc.社VelociTracker案内ページ

同社アンドロイド版小売店納品業者向けセールス・オートメーションツールの案内ページ